恋しない私3人。 ページ5
A「ごめんなさいすっごくイケメンオーラが溢れ出てるんで付けても付けなくても一緒だけどやっぱりつけてる方が気が楽かなって速攻外そうとしないで!?!?」←
リオ「でも俺、これ嫌い。」
そう言って仮面を外す。
A「」
リオ「??A?」
A「やや、来ないで来ないでーっ!」
いやね、あのね、また覗き込んできたんですよ。
それでね今気づいたけど、なんか壁に追い詰められてると言うか……!
リオ「これ、どうしても付けないといけないのか?」
A「へっ!?」
ドサッ
リオは私の両手首を掴むと、押し倒してきた。
A「なっ……なぁぁッ!!?」
リオ「なぁ、どうしてもか?」
A「ッ!!」
首を死ぬほど横に振ると、リオは退いた。
リオ「お腹、直ぐに見せちゃダメだぞ?」
A「へあっ!?」
バッとお腹に手をやるも、出てなどいない。
A「……??」
よく分からないまま、私は朝食を作りに、キッチンへ向かった。
A「朝ごはん何がいい?」
リオ「えっとな、えっとな、……!オムライス!!」
おお、犬だから肉!とか言うと思ったんだけどな。意外……。
リオ「オムライスって、Aの好きなやつだろ?食べてみたかったんだ!」
A「よくご存知で。」
そうか。私がいつも食べてたのを見てたのか。
よく見てるんだなぁ……。
リオ「今日のパンツの色、当てれるぞ!見てたからな!……あと、どんな体かとk」
A「あんたなんかと一緒に入るんじゃなかった!!!!」
リオ「(´▽`) '` '` '`」
全くもう……
私はエプロンを着けてから、キッチンへ向かった。
オムライスが出来上がった頃。
ガッシャァァーン!!
リビングから何かが割れる音がした。
A「ッどうしたの!?」
リオ「ッぁ……」
私が急いで駆け付けると、手から血を流してるリオと、大事に飾っていた花瓶の割れたものが散らばっていた。
リオ「ッごめんなさ」
A「大丈夫!?」
リオ「え……」
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作者名:林檎の国の凡人 | 作成日時:2018年8月29日 0時