第二十二話 ページ22
あの日から総合の時間は全部クラＴ決めの時間にしてもらって(高橋先生から決めんの遅くね？！なんて言われたのは置いといて)ようやく案が決まってきたところ。
「じゃあこのモチーフで決まりで。お金とかは詳細決まってから回収するので、最悪体育祭当日に集めます。今日提出だと二週間ぐらいで学校に届くのでまあギリかなってとこ。
あと何か質問ある人ー」
ないでーす、という声を聞き無事にクラＴが決まった。
あーよかった、ほんとによかった。
「じゃあゆうぴ先生あとはよろしくお願いします」
高「おうよー。んじゃ残り時間は自由にしててよし！ただしあんま騒ぎすぎんなよー！
ホームルームで伝えることも特になし！んじゃ！」
なんて緩い締めの言葉にみんなが一斉に話始める。
私も春夏の方を向いてこの後どうしよっか、なんて話していたら光輝たちがこっちへ向かってくる。
黒「俺ら放課後クラＴに合いそうなの探しに駅前行くけど二人も来る？」
安「ミサンガとかヘアバンドとかそういうヤツなんだけど」
春「えー!ちょうど私たちもその話してたんだよね〜、ねっA」
「うん。私たちそのあとタピろうかなって思ってたんだけど…」
内「おれ最近クレープはまってるからそっちがいー」
春「じゃあどっちもあるお店にいこっか」
調べるね〜と言ってスマホを出す春夏を横目にちらちらとこちらを見ている窓側にいる女子生徒が目に入る。
なにかあったのかと思い話しかけると顔を真っ赤にするから、思わず席から立ってそちらに向かうともっと焦った顔をするから私が何かしてしまったかと尋ねる。
すると、
女１「あの、体育祭の日、一緒に写真撮ってくれないかな、って思ってて…」
女２「そうそう！この子ずっと椙山さんと映りたいって言っててさー、撮ってくれないかなー？」
「私なんかでよければいくらでも…」
女２「ありがとー！その時は私とも撮ってね！」
「うん、もちろん」
また小さくありがとう、と呟く佐藤さんに手を振り春夏たちのところへ戻る。
案の定光輝は俺なんて男友達からしか言われてないのに！！なんてうるさいし春夏は不貞腐れてるし、颯太はここのクレープ屋さん行きたいなんてにこにこしてるし、そんな三人を秀くんは呆れて見てるし。
「クレープ奢るから許してよ」
黒「二個な！！クリームましましで！！」
春「タピオカもないと許さないから！」
そんな頼むと太るよ、なんて言ったらさすがにだめかな。
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塩麹。(プロフ) - ふうかさん» ありがとうございます！地道にゆっくりと頑張らせていただきます。更新を楽しみにお待ちください！ (2021年12月14日 1時) (
レス) id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです!!続きが気になります!!更新待ってます！！ (2021年12月13日 1時) (レス) @page24 id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
塩麹。(プロフ) - Hano.さん» ご報告ありがとうございます。見直し次第修正させて頂きます。 (2021年9月21日 20時) (レス) @page7 id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - 7話の主人公の名前がなぜかAになってます。 (2021年9月21日 16時) (レス) @page7 id: ab344dd67b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩麹。 x他1人 | 作成日時：2021年9月17日 23時
