第十三話 ページ13
その後はお昼休みの終了のチャイムが鳴り、突然の私の告発(そこまででもないしなんなら事実)だけで話し合いが終わってしまい、放課後また話し合うことに。
とんでもなく目を見開き、これでもかと口を開く湧先輩と平塚先輩はそりゃもう笑えた。
一年の教室は一番上にあるからそれでは、なんて言って二人を置いてきちゃったけど大丈夫だったかな。
黒「それにしてもお前さあ、なんでこんなに変な事に巻き込まれんの？？」
安「俺まだ心臓バクバクしてる」
内「おれ久々にわくに会えてうれしかったんだよね〜」
春「とりあえず皆移動教室の準備しよっか」
もはや颯太に関してはよく分からないけど、遅れたら怒られるんで急ぎましょう。
・
放課後になって、皆は心配して着いていこうか？と聞かれたけど先に帰ってもらった。
なんとなく、自分だけしか聞いちゃいけないような気がして。
ここまで巻き込んどいてそれはないか、と考えながら指定された空き教室に入ると、そこには土下座をしていた湧先輩と平塚先輩が。
「待って下さいなんで土下座なんかしてるんですか？！？ちょ、顔上げて下さい二人とも！！」
湧「まじでごめんほんと、まじで」
平「まじ一発殴っていいレベル、ごめん」
ひたすら謝り続ける二人の肩を上げてようやく目が合う。気まずそうだけどほぼ初対面の先輩に土下座されるこちらの身にもなってほしい。
「……性別の事に関しては私の見た目にも問題はありますし、そこは大丈夫なんですけど、」
湧「よっっっくねーだろッ！！！おま、男に間違われて嫌じゃねえのかよ？！」
平「そこは怒っていいところだかんね！！！」
湧「それに俺なんて間違うだけじゃなくてめちゃくちゃアンタのこと悪く言って…」
「それはもうほんとに大丈夫なんで！…それより、青木先輩、昔なにかあったんですか？」
何度も頭を下げて謝る二人に本題を持ちかけると、少し暗くなる表情。
それはあまりにも悲惨で、聞いていて心が苦しくなる話だった。
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塩麹。(プロフ) - ふうかさん» ありがとうございます！地道にゆっくりと頑張らせていただきます。更新を楽しみにお待ちください！ (2021年12月14日 1時) (
レス) id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです!!続きが気になります!!更新待ってます！！ (2021年12月13日 1時) (レス) @page24 id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
塩麹。(プロフ) - Hano.さん» ご報告ありがとうございます。見直し次第修正させて頂きます。 (2021年9月21日 20時) (レス) @page7 id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - 7話の主人公の名前がなぜかAになってます。 (2021年9月21日 16時) (レス) @page7 id: ab344dd67b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩麹。 x他1人 | 作成日時：2021年9月17日 23時
