イレギュラーダイスの紅一点を好きになってください！

ハプニング ページ12

こ…、これが、ないくんが使ってるシャンプーとトリートメントかぁ。


2回プッシュし髪の毛に揉み込むと、ふんわりと優しくて少し甘い匂いが充満する。


『うわぁ〜…！これがないくんの匂い…！』


やばい。幸せすぎて、なんかやばい。
わ、めっちゃ髪トゥルトゥルになる…！同じの買おうかな？


ないくん家のお風呂場に興奮しながらも、なんとかシャワーを
済ませることが出来た。


お風呂場を出て、浴室で髪を拭いてるとあっちで盛り上がってるのか少し話し声が聞こえてきた。


ないくんに用意してもらった服に、着替えようと手をかけた瞬間







＿＿＿＿ガラｯ







い「ないこたぁん、トイレぇー！ないこたー………。」


『………。』




人ってビックリすると、声出ないんだなぁ。





な「ちょ、まろ！そこは、浴室だから…………って、わあぁあ！！！！」


ゆ「なんや！？なんかあったんか！？…って、うぉおい！ちょ、A！？」



ないくんとゆうくんの叫びでハッとして、今の自分の状態と状況を整理し目の前にメンバーが3人(のち好きな人1名)と服を着てない状態の私。顔に熱が集まり、頭の中がパニックになった。


『きゃああぁぁぁぁ!!! は、…はや、皆早く出てって!!』


な「ちょ、Aっ！ごめん！！まろ！今すぐ扉を閉めろ！」


青ざめたないくんと、顔を手で覆うゆうくん。
私の叫びで目の前の状況にやってしまった。という顔のいふくん。


い「Sorry!!Aごめん！！い、今閉めるから！！」






＿＿＿＿＿バタンｯ！！！！！！







力が抜けへなぁ〜…。と浴室に座り込む。
赤くなった顔を手で覆うも、さっきの記憶が消せるわけでもない




『ないくんに…裸…』



見られちゃった…泣

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