24.ご依頼のお知らせ ページ30
まあ、気を取り直して自己紹介に移行する。
「申し遅れましたが渡辺Aと申します。太宰さんとは�牋豈��疝Э佑箸いΥ愀言�でありまして……そのため皆様の輝かしい功績は聞き及んでおります」
「いつまで�牋豈��瓩覆鵑童斥佞脳箸豈�しをするつもりだい。君と私は友人の垣根を超え、最早、親友の域に足を踏み込んでいるというのに……」
華麗なるスルースキルを発動させ初対面の方々に向き直った。
反応は三者三様で、武装探偵社の面々の個性がひかる。
「太宰に友人がいたとはおいそれした。俺の名は国木田独歩だ」
友人という言葉から憐れみを感じたが、彼と一礼を交わしあう。
「私は谷崎ナオミと申しますわ。そしてこちらの麗しい殿方は、私の兄の谷崎潤一郎ですの」
そういいながら兄を前面に立たせたかと思うと、服の裾から手を侵入させ腹部をなであげる。
「うわぁ、ナオミっっ！たにざき谷崎潤一郎です。よ、よろしくお願いします」
赤面しながらも律儀に視線をあわす所から彼の人柄がうかがえる。
これで初対面に関わらず名前を呼ぶという失態は回避したので、一呼吸置く。注目を浴びているついでに切り出すことにした。
「みなさん。お招きいただいた立場ですが、実はご相談がありまして……お時間とって頂くことは可能でしょうか？」
「あああ〜この後はアポイント入ってないからいいんじゃない？それよりどら焼き、もう一個もらっていい？」
「もう一個と言わず何個でも食べてくださって大丈夫ですよ」
まってましたと言わんばかりに乱歩さんは、どら焼きを頬張る。
あまりの愛らしさに口角がゆるみそうになり手で隠す。真剣な話の前に不必要な感情を捨てる。
姿勢を正し、もう一呼吸。
「実は、武装探偵社にご依頼したいことがあります」
まさか私が依頼をするとは思っていなかったようでまじまじと視線が注がれる。
鞄の中から厚みのある封筒を取り出し、武装探偵社一同の顔を順に見合わす。
「ここに百万円あります。依頼を受けて頂けるようならば前金としてお支払いします。
しかし、今は依頼内容をお話しすることはできません。また、日時さえもお伝えすることはできません」
「それほど込み入った依頼、面倒くさい依頼と考えていいのかね？Aくん」
「はい。太宰さんのおっしゃる通りです。時と場合においては危険が伴います。皆さんの安全は保障できないです。無理は承知でお願いします。どうか引き受けていただけないでしょうか？」
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司(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！こんなハチャメチャな夢主、需要あるのかな？と不安だったので、そう仰って頂けると嬉しいです！オチはですね……。後々あかしますね。個人的にオチを先にお知らせするというのはどうにもピンとこなくて……個人的な見解で申し訳ないです (2017年7月28日 18時) (
レス) id: b086ef1462 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うわぁぁぁ文才ありすぎません？設定がしっかりしてて読んでて楽しいです！！渡辺ちゃんの謎？も気になりますし…笑笑。あと気になるのはこの小説って誰落ちなんですか？（太宰さんがいいなぁ…←図々しい汗）更新頑張ってください！！！ (2017年7月26日 13時) (レス) id: a8e89100ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：司 | 作成日時：2017年7月2日 15時
