友達以上恋人未満。 (ページ6)

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瑠姫に告白されてから1週間。

特に変わったことは無い

毎日一緒に登校して、休み時間もほとんど一緒にいるし、

帰りも家まで送ってくれる。

もっと早く瑠姫の気持ちに気づいてあげれば良かった。

純喜とはあれから何も話していない。

家が近いからたまに会うことがあるけど

私は極力目を合わせないようにしている。

純喜が何か言いたそうにしているのは分かっているのに、

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ー休み時間ー

瑠「A、今日一緒に帰れない」

「？何かあったの？」

瑠「何かあった訳では無いけど……
今日ちょっと呼び出されてて。笑」

「あー、なるほどね笑分かった｣

瑠｢1人でも平気？笑｣

｢子供じゃないんだから！笑｣

瑠｢ふははっ笑｣

多分女の子から呼び出されてるんだろうな、笑

瑠姫は学年1位を争うくらいモテる。

私は隣にいていいのかな。って何回思ったことか笑

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ー昼休みー

『新着メッセージ1件』

誰からの通知だろ。

純喜今日一緒に帰れる?話したいことある。

えっ、純喜？なんで、、

一緒に帰りたいけど美香ちゃんを思い出してしまう。

彼氏が他の女の子と一緒に帰ってたら嫌な思いするよね、

Aごめん。一緒には帰れない。

すぐに既読がついた

すると電話の画面に切り替わった

『河野純喜』の文字が。

「……もしもし、」

純｢A、ほんまに1回話したい。
お願いやから｣

｢美香ちゃんが嫌な思いするかもよ、？
だから、やめた方が……｣

純｢美香にはちゃんと言ったから。お願い。｣

｢…………分かった。｣

純｢玄関で待ってるから。｣

｢うん。｣

話ってなんだろう、

久しぶりに純喜と帰れるから少し嬉しい。