隊長。なぜ私はあなたの彼女になったのでしょうか Part2

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山崎視点






物置部屋にみんなで隠れてジャンプ回し読みしていると


こんな話をされる


隊士A ｢おいおい聞いたかァ？副長と副隊長の話｣


隊士B ｢何？｣


隊士A ｢なんかこの間副長と副隊長が浪士の襲撃にあった所を伊東さんが助けたんだと。びっくりしたよ｣


隊士Ｃ ｢あの2人、浪士共に土下座して泣きついたっていってるぜ｣


隊士B ｢……だから最近副長と副隊長一緒にいんのかァ？ 周りの隊士とかに白い目で見られるから固まってるとか？｣



…………副長とAちゃんが最近よく一緒に行動してること。


確かにそれも一理あるなぁ。


でも……


山崎 ｢いやいや、そりゃぁないよ。鬼の副長だよ？あんな束なっても敵うわけないし、第1そんなことする前に自ら死にに行くっつーの。 つか、Aちゃんの場合土下座ふざけてやってそのまま浪士の足普通に斬っちゃうでしょ？｣


まぁ、誰もそんな副長と副隊長の話なんて信じたくないだろう。


副長は毎日鬼だし。 Aちゃんも戦闘態勢入ったら副長顔負けの鬼になるらしいし。



隊士Ｃ ｢いや、俺も聞いた話だけど伊東さんと同門の篠原さんが言ってたぜ｣


隊士B ｢おいおい！やめようぜ。聞かれてたらどうすんだよ。ただでさえジャンプ回し読みは局中法度違反なんだぜ？【マガジン以外の漫画を局内で読むことなかれ】こんなとこ見られたら切腹もんだぜ｣



すると、後ろから『ちょっと貸して』と声がしたのでマガジンを渡す


山崎 ｢副長もマガジン派だからね。しかも一昔前のヤンキー漫画ジャンプ派はキツイぜ｣




A『土方さん私も見たいです！』




え、副長？ と思い、恐る恐る後ろをむくと



土方 ｢おう。読め読め｣


と、Aちゃんに見えるようしゃがんでジャンプを見ている副長が……



隊士A ｢ふっ……副長！違うんですコレは……アレ！本の厚さが似てるもんだから間違えて買ってきちゃって！！｣




土方 ｢オイ｣




山崎 ｢ﾊｨｯ！！！｣






土方 ｢To LOVEる(ト ラブる)って面白いよねー｣



A｢( ﾟДﾟ)ミ( ｡_｡)ｳﾝｳﾝ｣









山崎達 ｢｢｢ ( ꒪д꒪) ｣｣｣

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