覚醒(回想) ページ6
回想
A『ぶっ殺してやる…… 殺す…… 殺す殺すッ!!!!!』
隊服を着た無数の死体が転がる暗い部屋……
女の声が響き渡った瞬間。
ただならぬ殺気と共に 憎しみの黒と殺気の紅の薔薇が女を包んだ。
目を紅く光らせた彼女にいつもの優しい雰囲気は無い。
総悟 「やめなせ……ェ…… そいつァ…… 仲間でさァ!!!!!」
彼がそう怒鳴った時には……
敵と味方の区別もつかずに……
ただただ目の前の者を瞬殺している いつもとは違うA がいた。
総悟視点
あの日…… 仲間を沢山殺されたAは
姿を変え 仲間の仇をうとうと覚醒した
それでも自分を抑えることが出来ずに敵も殺したがもちろん味方も殺していた。
自分が怪我をしているのにも関わらず…… ただただ危険な行動を繰り返して……
俺らを守ろうとしていた……
普段のアイツは戦っている時のAと別人だ。
Aの話によれば…… 戦っている時の自分の記憶がねェそうだ。
薔薇族はもうこの宇宙の中にAしかいねェ。
覚醒を抑えるというイヤリングもつけてはいるが、殺そうとする殺気と憎しみの感情が強ければ意味が無い
ありったけの資料をかき集めてAが覚醒した時にそれを抑える薬を作り出した。
効くかどうかもわからねぇが。
それでアイツが助かるなら……
少しの可能性を信じて、戦闘をする時には必ず持って行っている。
A『総悟?早く行こうよ。』
総悟 「へいへい……行きやすよ」
俺は絶対Aを守る。
どんな形であろうとも…… 守らなきゃ行けねェ
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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時