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ミツバ篇 2 ページ15

夢主視点







?「まぁ……そんなおだててもなにも出ませんよ?」
近藤「ガッハッハッ」


客室には2人の声が響く。ゴリラと……とても綺麗な女の人。




隊士 「誰だ?」


隊士「結婚とか言ってたな」


隊士「なんだって?!お妙さんという人がいながら……」




山崎「知らないの?あの人は沖田ミツバさん。沖田隊長のお姉さんだよ。ほんと綺麗だよね」



隊士 「えぇぇえぇ?!?!?!?!」



山崎 「全然似てないでしょ?ほら、兄弟って片方は素晴らしくて片方はちゃらんぽらんなんだよ。 バランスが取れてんの、世の中」



あーあー。全部聞かれてますよ総悟に。もう総悟ったらバズーカ準備してるよ。こりゃ撃つな。しっかり総悟の背中に掴まっとこ←







ドカァァァァァァァアンッ!!!!






総悟が山崎に撃ったバズーカが響き渡る。



客室に吹っ飛んでった山崎の胸ぐらをつかみ、総悟は客いるのにお構い無しにぶっ殺そうとしてる。


よかった、振り落とされなくて。



?「まぁ……相変わらず賑やかですね」



近藤「おーう来たか総悟。」




総悟 「すいやせん。こいつ片付けたら座りやす。」


山崎に刀向けてるよ。殺す気だよ。




?「そーちゃんダメよ。お友達に乱暴しちゃ……」


凛とした声が響き渡る。



総悟は1度ギロりと声の主を睨み次の瞬間……



総悟 「ごめんなさいおねーちゃん!!!!」



思いっきりその人の前に土下座した。


しかも私吹き飛ばした。こいつ私吹き飛ばした。許さねぇ。




近藤 「だっ……大丈夫かい?Aちゃん。」


A『うん。大丈夫。』




近藤 「ワハハ!!相変わらずミツバ殿には頭が上がらんようだな、総悟。」



総悟 「お久しぶりでござんす姉上!遠路はるばる江戸まで御足労ご苦労さまです!!」



近藤 「姉弟水入らずだ。邪魔たてば野暮だ。 総悟、今日はお前休め。 ミツバ殿に江戸を案内してやれ」



総悟 「ヘイ!行ってきやす!」


そう言ってミツバさんの手を引いて走って屯所を出ていった



A『ずるい!!私も!』



近藤 「A。お前はサボりたいだけだろ? 男は紐を解く場所が必要なんだよ。特にあいつのように弱味を見せないやつほどな」



すると土方さんが部屋に入ってきて


土方 「しょうがねぇ。A。団子食いに行くぞ。」



A『うんっ! 行く!』
そう言って私も土方さんと団子を食べに行くことにした

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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時

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