ご褒美 ページ11
土方視点
立てこもり事件が一件落着し3時間が経った。
Aはいままで爆睡してたようだが起きたみてぇだ。
土方 「あいつらのイチャついてる声隣の部屋まで聞こえてんだよ…」
(土方の部屋はAと総悟の部屋の隣です)
今日の粛清……
俺は中に入らなかったが、外からでもハッキリ分かった。
Aがいつもと同じように性格が変わり、敵を容赦なく殺していたことが。
Aが敵を斬った時、敵の血しぶきが窓ガラスに勢いよくくっついた。
音だって凄かった。敵の悲鳴が凄かった。
多分、Aの変わり様は誰が見ても驚くだろう。
いや、多分驚くどころか失神するやつもいるんじゃねえか?
?『ひーじかーたさーん!!ダンゴォッ!!』
スパァァァンッと音を立てて障子を開けるA。
土方 「入る時は静かに開けろ。そろそろ切腹させるぞお前」
A『やだ怖いわ土方ちゃん。つーか私団子がこの世にある限り死なねぇから』
土方 「キモッ」
A『マヨラーと変わんねぇだろはよ団子よこせ!』
そろそろAの機嫌が悪くなってきたので団子を渡そう←
ちなみにAは三色団子Loveなので三色団子以外の団子を渡すとキレる。
土方 「ほら、団子。三色団子でいいか?」
A『流石土方さん私が三色団子好きなの分かってますねぇっ! 土方大好きですコノヤロウ!!』
土方 「お……おう」
なんだこいつ団子やればコロッと機嫌よくなるじゃねぇか……
次から団子で手懐けよう←
A『(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”ンガッモグ! ((訳) んじゃあ部屋もどるな、失礼したぞ土方。』
そう言って帰っていった。
つーか俺はよくもぐもぐ語解読出来たな……←
?「ひぃぃじかたぁぁぁ…… 俺のA取りやがってェェエエ工……!!!死ねエエエエ!!!」
土方 「そおおおぉおごぉぉぉぉう?!!?」
ドカァァァァァアンッ!!!!
あぁ、俺Aに約束のダンゴあげただけなのに……
あぁ、俺なんで毎回こうなんだろ、
損な役割だな……俺……
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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時