よん ページ4
、
「先輩!」
「あ、ショッピくん」
ホームルームが終わり、帰る準備をしていたところ、ショッピくんが席までやってくる。
最近はほとんどショッピくんと帰ってる気がする。
まあ、途中までだけど。
「席替えしたんすか?」
「まぁね。」
ぐるりと教室を見回したショッピくんがこちらに向き直る。
「先輩、一緒帰りましょうよ」
さも当たり前のことのように誘ってくれるショッピくんには悪いが、今日は先約があるのだ。
「今日はパスさせて。」
もうしわけないと思いながら断ると、一瞬だけショッピくんの顔が曇る。
というか、険しくなる。
えっ、と思い、彼の顔をもう一度見るが、既にいつもの彼。
見間違いかな?
「なんかあるんすか?」
「呼び出し。男子からね。」
生憎今日は、クラスでも人気の高い男の子に呼び出されてる。
友達がキャーキャー言ってるから名前を覚えてた程度。
「…はい?」
「何その顔。ま、とりあえず今日は先帰って」
「なんで…いや、わかりました。」
このとき、気付けば良かったのかな。
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わらび@修行中(プロフ) - なコさん» なコさんまたみてくれたんですね!嬉しいです~!リメイクもちゃんと進めていくのでよろしくおねがいします!なコさんも体調にはお気をつけて~ (2021年2月25日 7時) (レス) id: 1fe436b7f8 (このIDを非表示/違反報告)
なコ - はァ…今回もええっすわ、短いけどなんか納得、というか満足感みたいなの半端ないっす。りめいく、待ってます((あ、無理はしないで下さいッす (2021年2月24日 23時) (レス) id: 5cc4ee344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わらび | 作成日時:2021年2月20日 22時