検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:867 hit

11 ページ11

..







その次の日から私はあのカフェに行かなくなった。行かなくなってから3週間も経つ。
伊野尾先輩からも避けていじめも今まで通り受けている。









何度も助けを求めたくなった。
だけど、私にそんな勇気はなかった。









『...あ、雨』









濡れてもいいや。
制服も放課後に濡らされたせいでびちょびちょだし。









『疲れた...』









日に日に増していく体の痛み、心の傷、
安心して暮らせる日なんてなかった。









『存在、大きかったんだなぁ、』









この3週間隠れながら通っていたカフェも今は隠れる気力なんてない。
早歩きすることもできず、ふらふらと前を見ながら必死に歩いていると、

お店の入口でなる鈴の音が聞こえ、私の体は温もりに包まれた。









「A!」


『ゆうと、くん、?』


「なんでそんなボロボロなんだよ!

逃げて帰った日から来ないと思ったら...!
なんで頼ってくれないんだよ!
お願いだから、心配かけていいから、」


『ゆ、うとくっ、、』









その後裕翔くんに連れられてカフェの中に入った。







..

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうゆ | 作成日時:2017年12月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。