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「Aー、晩飯何ですかィ」
ご飯の用意をしていると沖田隊長が食堂にやって来た。どうやら彼はもうお腹がすいたらしい。
「今日はサンマと豚汁と肉じゃがです。今のサンマは脂がのってて美味しいですよ」
「そうかィ」
そう言うと沖田隊長は私の真後ろに立った。じっとこちらを見つめている。ポーカーフェイスだから何を考えているのかは分かんない。
「なァA…テメーは土方さんと付き合ってて楽しいですかィ」
人参を切る手がピタリと止まる。この人は何故そんな事を聞いてくるのか。全く意図が読めない。
「…はい。楽しいですよ」
「…俺だったらアンタの事大切にしてやれる。土方なんかと違って」
振り返ると真剣な表情を沖田隊長がいた。見上げるといつもサディスティックな
手が震え、ガシャンと包丁が落ちた。拾おうとすると先端部分に指が刺さり血がにじみ出た。
「いっ…」
すぐさま水で洗おうと沖田隊長に腕を掴まれた。じっと見つめ私の指をパクッと口に咥えた。
「……沖田隊長…何…して…」
「Aの血は甘ェ。俺好みでさァ」
急に体全体が恐怖に陥った。この人が一体何を考えているのかが想像つかない。私の血を舐めきると続けた。
「…俺にしやせんか。俺が
続きを言おうとした途端、ピシリと私の体が固まった。
「……」
無言で一部始終を見ていた副長の姿がそこにあった。
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茉央 - 更新楽しみにしています。 (2018年12月28日 13時) (レス) id: 13472c8e3b (このIDを非表示/違反報告)
Shiro兎(プロフ) - 餅兎さん» ありがとうございます!執筆頑張りますね! (2018年11月21日 20時) (レス) id: 00438dbadd (このIDを非表示/違反報告)
餅兎(プロフ) - Shiro兎さん» 第一次提督争奪戦勃発から争 奪 戦 の ハ ジ マ リ まで読ませて頂いてるのでwドロドロ楽しみにして待ってます! (2018年11月21日 20時) (レス) id: 10f5dc34bc (このIDを非表示/違反報告)
Shiro兎(プロフ) - 餅兎さん» コメントありがとうございます!うわあああ…逆ハーシリーズも読んでくださってるとは…感謝の極みです。こっから更にドロドロすると思うので何卒よろしくお願いします! (2018年11月21日 18時) (レス) id: 00438dbadd (このIDを非表示/違反報告)
餅兎(プロフ) - ウワァァァ修羅場…ドロドロ… でもそんな修羅場具合が大好きです(真顔) というか、逆ハーシリーズとかも読んでて思ったんですけど、Shiro兎さんの小説の書き方めっちゃ好きです。語彙力とか展開とか。これからも頑張ってください! (2018年11月21日 17時) (レス) id: 10f5dc34bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Shiro兎 | 作成日時:2018年10月25日 18時