彼氏からの甘すぎる愛【銀魂】

#4【見回りという名のデート】↓ ページ5

「クッソ、総悟の野郎どこ行きやがった…」



「副長…もう諦めませんか？私が勤務終わりに沖田隊長に消してもらうよう頼みますから」


あの後沖田隊長を捕まえようとした副長だったが結局捕まえる事は出来なかったらしい。で、今は2人でかぶき町を見回り中。かぶき町の安全を確保しながら現在逃走中の沖田隊長を捜索しているというのもある。




「そういうワケにはいけねェんだよ。お前はあの写真ばらまかれてもいいのか」


「いいワケないですよ。それにしても沖田隊長どこに行ったんでしょうか…」



そんな他愛もない話に花を咲かせていると副長の天敵と遭遇。



「おーおー、税金ドロボー共は町民の税金使ってお遊びですかコノヤロー」


「…チッ…テメェかよ」


「あ、Aさんと土方さんだ」


「Aとマヨラーがいるネ」


「こんにちは旦那、新八くん、神楽」



偶然万事屋の皆さんに会った。万事屋と真選組の仲はハッキリ言って良くない。むしろ会えばケンカばかりだ。特に旦那と副長の2人が。



「敬語は外せって言ってんだろ、A」


「七歳も年上の人を敬語無しで話す事なんて出来ません。それが私の武士道(ルール)ですから」


「相っ変わらずクソ真面目なこった…お前人生楽しんでる？」


「楽しんでますよ。私はただケジメをつけてるだけです」



クスクスと笑う私と万事屋の旦那。横にいる副長が旦那の事をこれでもかというくらい睨みつけていた。

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