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5話 ページ6

「先生、笠井さん大丈夫かな…?」

保「坂田くんが運んできてくれたおかげで大丈夫だよ。貧血起こしちゃったみたい」

「そっか…」

保「…坂田くん、次の授業なに?」

「? 自習だけど…」

保「ならさ、ちょっと笠井さんのこと見ててあげてくれない?先生このあと出張でさ…また今度お茶菓子出してあげるからだめかな…?」

「ほんと!!逆にいいの!?喜んでみとくよ!」

保「ありがとうね。じゃあ先生行ってくるから、何かあったら他の先生に言ってね。じゃあ、よろしく」

「はーい、行ってらっしゃい」





バタン







「…笠井さん、早く目覚まさないかな…」




寝ている笠井さんに目をやる


寝ているとはいえ、少し気になっている子と2人きりなのはちょっと緊張する




「なんか、うさぎみたいな子だなぁ…」



すごく女の子らしくて、気取ってないし、優しそうな子なのに
どうしてみんなはあんな噂をしてるんだろう


まあ、家庭のことは色々事情があるから本当のこともあるかもしれないけれど






貴「……あれ、ここ…」

「笠井さん、起きた?大丈夫?」

貴「えっと…隣の席の…」

「坂田ですっ」

貴「坂田くん、なんで私こんなところに…」

「HRのときに貧血起こしちゃって、僕が保健室に連れてきたんだ」

貴「そうなんだ…えっ、坂田くんが運んでくれたの?ご、ごめんね、重かったよね…」



そう言ってあわあわし始める笠井さん

ほんと、反応が可愛いなw




「大丈夫だよw全然軽かったし!笠井さんはもう大丈夫?」

貴「う、うん。もう大丈夫みたい。ありがとう」

「いえいえ。次の授業自習だから、もう1時間休んでる方がいいよ。僕も一緒にいるからさ」

貴「え、いいよいいよ…坂田くん授業でないと…!」

「いいのw授業抜けれる口実にもなるし、1時間は休んどこ。ね?」

貴「……うん…」

「ふふ。あ、喉乾いてない?僕飲み物買いに行くけど、何がいい?遠慮はしないでね」

貴「……じゃあいちごオレ…」

「りょーかい。ちょっと待っててね」









_______________________
さかたんの「可愛くなりたい」のね?思い出しました

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ゆゆ - 続き楽しみです!がんばってください (2019年1月8日 15時) (レス) id: 8a0f45a62c (このIDを非表示/違反報告)
よのぎ - とても面白いです続き楽しみにしてますこれからも頑張ってください (2017年4月30日 20時) (レス) id: 941d21a837 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - Uta 。さん» ありがとうございます!! (2017年4月5日 2時) (レス) id: 9ff563fc44 (このIDを非表示/違反報告)
Uta 。(プロフ) - がんばって下さい! (2017年4月5日 2時) (レス) id: 5fbd81bbb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作者ホームページ:なし。  
作成日時:2017年3月30日 21時

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