Episode.8 ページ10
『二子くんって機械とか得意？私のスマホ、電源つかなくなっちって……』
私特になんもいじってないんだけどね……？
『なんか、ぶっ叩いたら治るって聞いたことあるんだけど！やってみようかな！？』
｢！？ち、ちょっと貸してみてください。｣
彼はそう言うと、私の手からずっとスマホを取り何やら操作し始めた。
『叩かなくても治るの……？』
｢叩いたら壊れますよ？｣
『エッ、マジか……』
でもよくよく考えたら確かに壊れるな……
｢はい、出来ました。電源がoffになってただけっぽいです。｣
『えっ！もう治ったの！？……ホントだ！ありがとう！！』
｢Aさんって、機械弱いんですね。以外です。｣
『以外か……なんかよく分かんないんだよね、電話以外の機能()』
そう、私は電話以外の昨日は一切使わない。ゲームもWiiのゲームしかやった事ないし……
｢ふっ、なんか可愛いですね。｣
そう軽く笑った瞬間、目がちらっと見えた。
『……待って待って待って！？可愛い……！！二子くんてそんなおめめパッチリだったの！？』
興奮してずいっと近づくA。
｢え、ちょっ！やめてくださいっ恥ずかしんで！！｣
手で前髪をどかそうとするも、掴まれて阻止される。
『うぇえ、いいじゃんイケメンなんだしっ！！イケメンは公表する義務があるんだよお！！！』
｢意味がわかりませんっ！！やめてくださいっ！｣
ちぇっ、いいじゃんかよちょっとくらい……
ジト目で二子くんを見ると、少し頬を染めて息切れしている二子くんの目がちらっと見える。
うん、やっぱり可愛い……()
『勿体ないな、せっかく可愛い顔してるのに…』
｢なっ、｣
私がそう言うと同時に、プルルルとスマホがなった。
『はいもしもし！こちら犬です！』
｢もしもし犬、こちら絵心です。洗濯おわったか？｣
『終わりましたぁ！』
｢なら今日はもういいから、飯でも食ってこい。｣
『え！やった……！絵心さん好きっ！！』
｢はいはい。それじゃ。｣
ツー、ツー、と通話が終わる。
ちぇ、絵心さん冷たいな……あの人すぐ電話ブッチするんだから！！！
｢……じゃあ僕は行きますね。｣
『うん、私は食堂行ってくる！！って……二子くん？』
彼を見ると少しムスッとしていた。
｢あんま好きとか軽く言わない方がいーですよ。｣
エッ……ヤキモチ……？！？何それ可愛いっ！！
『……っすち()』
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黒糖さまでーす - 良い (2023年3月29日 18時) (
レス) @page18 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます(；；)めっちゃモチベになりました…！これからも頑張りますので宜しくお願いします(*´˘`*) (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りおさん» りおちゃんありがとうございます- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-どんどん湧いてくるのでガンガン文字に起こしていきます……！！！もっと色んなキャラと会わせたいんですけどねっ！！ (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 私このお話すごく好きです！めっちゃ応援してるので頑張って下さい！！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page25 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年12月24日 11時
