夏の花と君と僕～夏の夜の儚い夢～ (ページ49)

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第40話告白あろまside ページ49

かなが倒れた...?また悪い冗談だろ？
なわけない....馬鹿なこと言うなよ...
かなは昼はあんなに元気だった。
そんなやつがいきなり血を吐いて倒れるとかありえるのか...?
先生「赤嶺...おい、赤嶺!!」
あ「あっ...はい」
先生「とりあえず何があったんだ？話せ」
あ「かなを...かなを陥れた真犯人です」
先生「はぁ？だれがだ？」
あ「あのクズ野郎ですよ。頭で少し考えてください。かなは陥れたれたんですよ。あんたらがかなを信じてやってなかったから死のうとしてたんですよ。かなの人生。お前らに狂わされたんだよ!!」
殴ろうとした瞬間止められた手
FB「かながどれだけ苦しんだと思うんですか...。あんたらみたいな大人がいるから子どもは大人を信用しないんですよ。加害者を決めつけて被害者ばかり守って...。ちゃんとひとりひとりを見てやってください。」
き「行こうか」
先生「お前ら!!話は終わってないんだから！帰るな!!」
あ「お前らみたいなクズに使う時間はねぇよ、俺らには行かないといけないところがあるんだからな」
先生「....どこに行く気だ。」
あ「今さっきの電話聞いてなかったんですか？かなが倒れたんで病院ですけど」
き「行くぞ」
その場を立ち去った俺達。
急いでかながいる病院へ
病院にはみらいとみらいの背中を撫でるえおえおがいた。
看護師「すみません、麻井かなさんのご家族様でしょうか。」
えお「いえ、友達なんですけど...(みらい「かな氏の家族も親戚もみんな遠くだから来れないですよ」
看護師「なら...みなさんが代わりに伝えてもらう形になりますが...よろしいですか？」
あ「はい。」
看護師「ではみなさんどうぞ」
案内された部屋に入ると先生が険しい顔をしていた。
あ「かなは...なにかのストレスで倒れたんですか...?」
あんなことがあったんだ。ストレスのせいだ

そんな淡い期待を裏切った

医師「麻井かなさんは...」

『末期のがんでして余命はあと1ヶ月です』

余命...1ヶ月...