夏の花と君と僕～夏の夜の儚い夢～ (ページ44)

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第35話暗黒の世界に現れしモノページ44

かな「電話...しかもテレビ電話とかあろまどうしたんだろう」
とりあえず電話に出て
かな｢はーい、あろまどうした？｣
みらい『やっほー!!』
かな「みらい!!きっくん!!FB!!えおえお!」
あ『こいつらがテレビ電話したいって言い出しやがったから』
大体察してたわwうんwwでもとりあえ
かな「なるほどねwクラスの人いるのにいいの？私と絡んでるとこ見られたら...」
私の心配をよそにあろまは
『クラスの奴らは食堂とか行ってから心配すんな』
優しい笑顔。本当に似ているな...初恋の人にね。生き別れの双子じゃないかと思ったこともあった。
き『あろまばっか喋ってずるいぞ٩(◦`^´◦)۶』
FB『そうだ！そうだ！o(｀ω´)o』
あ『俺の彼女だからいいだろうが別に』
さらっと言った「彼女」というワード
やっぱり恥ずかしいけど悪くないんだよね
顔が熱くなるのが自分でもわかる
ピロン
limeの通知...
赤羽波音：お前が赤嶺くんの彼氏とか...
そこまでしか見えなかった。
うちのクラスには赤羽なんて苗字はいない...
他クラスにもいないはず...
誰か名前を変えて....
あ『昼飯くおーぜ』
FB『だな!!食お!!』
こうして始まった電話越しの昼ごはん
みんなが美味しいって言ってくれて嬉しかった。でもやっぱり今さっきのlimeが気になってしまう。
みらい『やっば!!もう時間だよ!!じゃああとでね！』
かな「うん!!」
電話が切れたあとすぐに見た赤羽波音なる名のlimeを。