夏の花と君と僕～夏の夜の儚い夢～ (ページ5)

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第4話思い出ページ5

1時間目は数Ａの授業で大半が落ちている
まぁみらいもその一員で爆睡。
授業わかんない！教えて!!とか知らねーからな！でもその時の気分にもよるけど...
(←駄作者：ツンデレですね!!かわいいy
かな:( ＃´°ω°` ):ｲﾗｯ駄作者にかなパンチ。
駄作者エッ？あっ...(っ･д･)≡⊃)3ﾟ)∵
かな：話そらすんじゃねぇよボケが!!
駄作者：申し訳ないww
では続き(∩´｡•ω•)⊃ﾄﾞｿﾞｰ)
気分屋なとこみらいもあるよな...移ったか？
あぁなんで今日に限って彼の事を思い出すんだろう...懐かしさも感じてさ、私はただのバカだよね。あの年の夏に私は記憶喪失になった。クラスの中のリーダー格の女子に目を付けられたのが発端。なぜつけられたか未だにわからない...いや思い出せないのかな？私は階段から突き落とされて記憶喪失になった。
でも入院中に親が持ってきてくれたふたつの日記が私の記憶を思い出すことになった。
ピンク色の表紙と水色の表紙のふたつの日記でピンク色の表紙には鍵付き。鍵はいつも自分で持っていて家の鍵と一緒にしていたおかげで開けることが出来た。
中身を読むと初恋の淡いピンクに染まった恋心と届かない思い...届かなかった思いが綴られていた。自然と涙が流れて、小さな小さな後悔が生まれた。これさえ知らなければ....
初恋を知らないままいて次に好きになる人が初恋の相手として私の一生の思い出として刻み込まれていたんだろうな...後悔ばかりが残ってしまった。
これでもよかったと思えるようになるの？
わからないことばかりの私の過去。
"いつかまた...会えますか？赤坂くん..."
そう書いたのも消しゴムによってすぐに消された。わたしの想いもこんなふうに消えていたらな...