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第25話 好き ページ31
あ「...そんなの無理に決まってんだろ」
かな「なんでよ....？あろまには関係ないでしょ!!!!!!」
思わず叫んだ私に
「関係ない...なんでそう決めつけんだよ...
俺らはもう友達なんだろ？友達が死のうとしてるのに止めない奴がいるとおもうのか!!」
顔をあげた私の目の前には
いつもとは違うあろま。
かな「もう嫌なんだよ。死ねって言われるのも...見放されるのも...信頼されないのも...
どうせ私が犯人とか思ってんでしょ!?ならほっといt...」
視界が暗いけどとっても温かい。
かな「こんな私は消えた方がいいんだよ？なんで優しくするの？なんで...抱きしめたりするの...」
あろま「気づかないフリしてた。ずっと...でもやっぱ無理だった。俺は....」
『かなのことが好きなんだ』
黒雲に覆われた空に光が指した。
恋が叶ったんだ。
かな「...私もね...好きだよ」
そう伝えたらあろまは優しい笑顔で
「嬉しい。ありがとう」と言った
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作者名：あかずきん | 作成日時：2016年6月15日 17時
