夏の花と君と僕～夏の夜の儚い夢～ (ページ22)

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第18話授業中ページ22

平凡な日々は昨日で終わりを告げた...
だってクラスにMSSPがいるんだよ！鼻血出るどころじゃないよ！吐血レベルだからね！
貧血になるわとか自分でツッコミを入れていたとき
「キャーーーー」
突然クラスに響いた悲鳴
先生「どうした!?」
「せっ先生...筆箱にカッターの刃が入っててそれで」
必死に説明しているのは
クラスのリーダー神咲美緒(かんざきみお)
カッターの刃で指を切ったようで傷は深め
痛そうで目をそらしたくなった。
「うん？誰のだこれ？」
近くにいた男子が何かを拾いあげた...
「麻井かなって書いてんぞ。麻井のじゃねーか？」
かな「私はカッター持ってきてないから違うよ？」
みお「とぼけないでよ？カッターの刃が1枚ないじゃない!!私を傷つけて...そんなに私の事が嫌いなの!?毎日毎日私に嫌がらせして...」
みおは泣き始めてしまった...
私には見覚えのないことを淡々と話されて理解ができない。
先生「麻井。あとで職員室に来なさい」
かな「先生でも!!私はやっていまs(先生「いいわけするな！後で必ずくること。いいな」
はい...それしか言えなかった。
違う。私はやっていない。そんな心の声は誰にも届かないのかな...
私を蔑むような冷たい視線を感じる
あぁあの時と変わらないな...
蔑むような冷たい視線も私がはいと言わざる終えない状況も...
あの時から私は何も変わっていないのかもしれない...そんな事を考えていたらチャイムが鳴り私は先生のあとに続いて職員室へ向かった