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「私小中高ほんとうに無口な子供で先生が友達なくらい人と話すのが苦手だったんですよ。」

斉藤「そうなんだ。たしかに今も物静かな感じあるもんね。」

「だから当時は、事務所の先輩ってイメージでしたし気使ってくれているだけだと思ったんですけど、作品のグループLINEから追加されてお誕生日おめでとうって言ってくれて」



どんどん、壮馬さんの口角が上がっていくのがわかる。



「誘ってくれたり私もCDを上げたりして段々好きになっていっちゃいました。恥ずかしい話ですけど界人くんが初恋なんです。」

斉藤「へ〜……いいね。そっか〜、なんか感慨深いわ。界人くんって昔はちょっと棘があったんだけど最近丸くなって優しくなった印象なんだよね。」



「あ、昔からずっと優しいんだけどね?」と慌てて付け足す壮馬さんに「わかってますよ」と応える。
壮馬さんは彼の良いところを沢山教えてくれた。私と彼の共演が少ないこともあり現場での彼を知らないから、

色々なことを話してくれた。

「一時期ベルギーワッフルにハマってたんだよ」とか「昔はok出ても満足いくまで録りなおしてたんだよ」とか「先輩にめっちゃ好かれてる」とか。

色んなことを教えてくれて、私はそれを楽しく聞いていた。




斉藤「この前もね、色々Aちゃんのこと話してくれたよ」


「愛されてるね」壮馬さんは優しい表情で言う。優しい声色で心の底から応援してくれてるみたいで嬉しい。


「でも色んな人に優しいから、たまにちょっと不安になります。女性しかいないイベントとかに居たらホントに不安になるし、中々会える機会も少ないから……、私も口下手ですし。」





斉藤「愛されてるよ」


「そうですかね」


斉藤「うん。愛されてる。」






会話の終わりと同時に、息を切らした振付師さんが部屋に来た。壮馬さんとの会話はここで終わったけど界人くんの知らない部分をしれた気がして、

そして応援してくれる人が1人でもいることが嬉しくて、凄く良い時間になったと心から思った。





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(名前)(プロフ) - はじめまして。コメント失礼いたします。Twitterにてパスワードを記載していただいてるとのことですが、Twitterの垢がわかりません。教えて頂くことは可能でしょうか? (3月24日 21時) (レス) id: c73f4a9637 (このIDを非表示/違反報告)
にむ(プロフ) - しーさん» 気づくの遅れてすみません🙇🏻‍♀️Twitterの固ツイにパスワード貼ってるので良かったら🙇🏻‍♀️ (2月25日 21時) (レス) id: d177642b92 (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - こんばんは、コメント失礼致します。他の作品もぜひ読ませて頂きたいのですが、パスワードをお伺いすることはできますでしょうか、、。 (2月5日 22時) (レス) id: e0d56893a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にむ | 作成日時:2023年12月29日 23時

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