第124話 ページ26
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「あれ、俺の艦隊いつの間にこんなに小さくなったの?」
「壊れた船は今は修理中だとよ、地球に来るにもあの船じゃデカすぎるだろうし、こっちの方が好都合だろ。」
「なるほどね...」
神威が船に乗り込もうとした時、遠くから声が聞こえた。
『神威ー!!』
神威は私を見た瞬間、少し驚いていた。
「あれ、もう動けるようになったんだ。死にかけだったから起きた頃にはもう俺もいないだろうなと思ってたよ」
『そんなつれないこと言うなよ...もう、帰るのか...?』
「元に戻ったし、部下達も待ってるからね」
『そうか...』
いつも私と一緒に居たがっていた神威が急に離れていく感じがして、どうにも切ない気持ちになる。
『...ずっとここにいるつもりは無いんだな』
「それは聞かない約束でしょ。逆にAちゃん、俺が呼んだら春雨にくるの?」
『それは...』
「...俺もそれと同じ。だからAちゃんは連れていかないよ。」
その言葉に自然と涙が零れた。
「あんなに俺と居るの嫌がってたのに今更?」
茶化すように神威が言う。
確かに神威は我儘で、迷惑ばっかりかけられたけど、不思議と心の底から嫌う事はなかった。むしろ今は別れるのが辛いと感じる程に。
私はゆっくり神威に近づくと、その体を抱きしめた。
『出来ることならもう少しお前に迷惑かけられてもよかった...』
「Aちゃんもなかなかツンデレだね。俺もAちゃんの事わりと本気で好きだったかもね」
すると、神威は私の肩を掴むと、自分の体から離す。
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闇染 - 総悟のかわいさ・・・。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
闇染 - 貴方は神ですか!?すごく面白いです! (2018年9月19日 18時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年9月9日 22時