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第34話 ページ35

「銀さん...今のって」

船に乗り込んでいた万事屋達は、銃声に足を止める。

「...急ぐぞ!!」

万事屋が侵入できた場所は、私たちのいる所とは全く違う、操縦室だった。

「な、なんだお前ら!!...ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」

万事屋達はすぐに操縦室の船員を倒し、どんどん船の奥に進んでいく。お妙さん達もそれに続く。

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「残念、外しちゃったねぇ」

私は肩を撃たれ、地面に倒れ込む。

「あれ?泣かないの?痛くないの??俺は子供の泣く姿が大好きなんだよね...もっと俺を楽しませてくれよ!なぁ!!」

すると、様子のおかしい私に男達が気づいた。
倒れた私の体はみるみる大きくなっていく。

「なにこれっ、どういう事?!」

「まさか、あいつの割った薬って...急激効果の成長剤!」

それは一瞬で歳をとってしまう急激な成長剤、前に私が飲んだもの逆の薬だった。それが床に飛び散っている状態で肩に傷を負っていたので、血液に自然に入っていったらしい。

元の姿に戻った私はゆっくり立ち上がる。

『はぁ...やっぱこっちの方がしっくりくるな。』

驚いていた男たちもハッとし、再び銃を乱射してくる。

「クソ!!死ね!!」

『そんなのじゃ当たんねぇよ』

軽く避けながらロリコンに近づいていく。

『覚悟しろよ、この変態野郎め』

私はロリコンに回し蹴りをお見舞いした。顔面に食らってしまったロリコンは、そのまま泡を吹いて気絶する。後ろにいた男達は、怯んで逃げようとしていたが、すぐに私に追いつかれ、2人とも頭を掴まれると地面に思い切り叩きつけられた。
もちろんそれで、2人も気絶する。

すると、扉が開く音がした。入ってきたのは万事屋とお妙さん達。銃声を聞いて焦って駆けつけてきたらしいが、この光景を目にしてみんな硬直した。

「A!!元に戻ってるアル!!」

『みんな、来てくれるの遅いよ...』

万事屋たちは良かったと、喜んでくれていたが、お妙さんたちは呆気にとられたままだ。

「し、新ちゃん?どういう事?あのイケメンがAちゃんなの?」

「そうですよ姉上!Aさんはどってもイケメンで凄く強いんです!でもどうして元に戻れたんですか?」

『どうやらあの婆さんが所属してた組織はここだったんだろう。で、この部屋は薬を置いてる部屋。ほら、私が食べた飴と全く同じの完成品も置いてある。どうやら研究していたのは退化する薬だけじゃなくて急激に成長する薬も作ってたらしいんだ。』

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リンネくん - えっ!?イラストうますぎです…憧れる… (2019年8月3日 10時) (レス) id: 6abacdae2f (このIDを非表示/違反報告)
ねこっち - 絵上手すぎ!以外と主人公可愛い (2018年9月7日 19時) (レス) id: ebdb585775 (このIDを非表示/違反報告)
樗艪松 - 早くみたい!!!便新頑張って下さい!!!! (2018年7月12日 20時) (レス) id: 377d890a64 (このIDを非表示/違反報告)
夏猫 - 面白いです!こういう感じの小説好きです!更新頑張ってくださいね! (2018年7月8日 23時) (レス) id: a26082a895 (このIDを非表示/違反報告)
ドS - 面白いです。応援してます (2018年6月10日 18時) (レス) id: 6550c80750 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年5月23日 2時

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