第30話 ページ31
私が見つからないまま日が暮れようとしていた。
その頃にはすでにお妙さんが、銀時たちにも報告して一緒に探してもらっていたのだ。
「姉上!見つかりましたか?」
「ううん...どうしましょう、私がちゃんと見ていれば...」
「泣いても仕方ねぇだろ。神楽、そっちはどうだったか?」
定春に乗って探していた神楽ちゃんも、定春の嗅覚をもってしても私が見つからないということは、誘拐か何かではないかと疑いだす。
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「ええええ!!!???Aちゃんが行方不明??!!」
既にあたりが暗くなった頃に、帰ってきた真選組にお妙さん達が報告する。
「本当にごめんなさい...」
お妙さんが泣きながら頭を下げていた。
「でも、公園の周辺で子供が行ける範囲のところは私とツッキーで全て探したわ。それに定春くんが匂いで嗅ぎつけなかったのって、もしかして誘拐かなにかじゃないかしら...」
すると、兄貴は黙って車に乗り込む。
「おいトシ!!落ち着け!!」
近藤さんの言葉にも耳を貸さなかった兄貴はパトカーを飛ばした。
「近藤さん、俺達も行きやしょう」
「私たちも手伝うわ、車を貸してちょうだい」
そして、私を探していたメンバー全員と、真選組の隊士たちで、何台かのパトカーを使って探し回ることに。
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リンネくん - えっ!?イラストうますぎです…憧れる… (2019年8月3日 10時) (レス) id: 6abacdae2f (このIDを非表示/違反報告)
ねこっち - 絵上手すぎ!以外と主人公可愛い (2018年9月7日 19時) (レス) id: ebdb585775 (このIDを非表示/違反報告)
樗艪松 - 早くみたい!!!便新頑張って下さい!!!! (2018年7月12日 20時) (レス) id: 377d890a64 (このIDを非表示/違反報告)
夏猫 - 面白いです!こういう感じの小説好きです!更新頑張ってくださいね! (2018年7月8日 23時) (レス) id: a26082a895 (このIDを非表示/違反報告)
ドS - 面白いです。応援してます (2018年6月10日 18時) (レス) id: 6550c80750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年5月23日 2時