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第24話 ページ25

私は銀時に抱っこされて、近藤さんたちの所まで走って連れていかれた。

「お、おい!!Aが!!」

部屋には近藤さんと兄貴と総悟がいた。
兄貴が「今度は一体なんの騒ぎだ」と、呆れたように振り返ると、私の姿を見るなり顔が青ざめる。

「...そ、それはAなのか??」

「道端で出会ったおばあさんから貰った飴を食べたらAさん子供になっちゃって!!あーもうどうしよう!!」

混乱して頭を抱える新八くん。

「私さっきのおばあちゃん探してくるアル!!」

そう言って走っていく神楽ちゃん。

「お、おい、新八俺らもいくぞ!!」

冷や汗をかきながら、兄貴に私を押し付けるように渡した銀時は新八をつれて逃げるように屯所を出ていった。

「何が起きたんだよ...おい、Aお前俺らわかんのか」

兄貴が私を膝の上にのせたまま聞いてくる。
もちろん記憶が無くなったわけではないので、ここにいる全員を誰だか認識している。

「あにきとこんどーさんとそうご」

1人ずつ指を指しながら名前を言う。

「へぇ、姉御こっちの方可愛いからもうこのままでいいんじゃねぇんですかィ」

「確かに...トシ、俺にも抱かせてくれよ」

何だかんだこの状況を楽しんでいる近藤さんと総悟に兄貴が怒る。

「そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!!たぶん販売許可が降りてない特殊な薬だろうな...」

しかし、そんな兄貴の話は誰も聞いていない。
近藤さんと総悟は赤ちゃんの私と遊んでいた。

「やっぱり姉御でもこんだけ小さかったら可愛いもんなんですねィ」

「俺も昔のAちゃんは覚えてたけどこんなに小さいAちゃんは初めて見るなー」

「おい、近藤さん。そんなこと言ってる場合じゃ...」

「服がブカブカで可哀想じゃないか、子供用の着物をでも買ってくるか!」

「分かりやした、じゃぁ俺が姉御の面倒みときやす」

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リンネくん - えっ!?イラストうますぎです…憧れる… (2019年8月3日 10時) (レス) id: 6abacdae2f (このIDを非表示/違反報告)
ねこっち - 絵上手すぎ!以外と主人公可愛い (2018年9月7日 19時) (レス) id: ebdb585775 (このIDを非表示/違反報告)
樗艪松 - 早くみたい!!!便新頑張って下さい!!!! (2018年7月12日 20時) (レス) id: 377d890a64 (このIDを非表示/違反報告)
夏猫 - 面白いです!こういう感じの小説好きです!更新頑張ってくださいね! (2018年7月8日 23時) (レス) id: a26082a895 (このIDを非表示/違反報告)
ドS - 面白いです。応援してます (2018年6月10日 18時) (レス) id: 6550c80750 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年5月23日 2時

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