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第22話 ページ23

やっと穴から出してもらえた私たち。ほとんど意識のない私は銀時に抱き抱えられていた。

「何があったんだ、Aちゃんは大丈夫なのか?!」

近藤さんが私たちに駆け寄る。

「こいつが追った攘夷浪士達のイタズラで落とし穴にひっかかったんだよ。こいつ熱があるみてぇだから早く屯所に連れて帰ってやれ」

「迷惑かけたな万事屋」

珍しく兄貴が銀時にお礼をいうと、銀時から私を受け取り、パトカーに乗せた。
そして、帰りのパトカーで私は意識を失った。

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次に起きた時には屯所の自室で寝ていた。

「目覚めやしたかィ姉御」

『...総悟、銀時は?』

「旦那も無事ですぜ。たく、姉御はトラブルメーカーですねィほんとに」

『ごめん...』

「まぁ仕方ないでさァ、今日は安静にしててくだせィ、姉御熱あるんですから」

そういうと総悟は私のおでこに乗せていた濡らしたタオルを交換した。

『なんでこんなに上手くいかないんだろ...』

私は情けなさに涙がこぼれ落ちる。

「そんな気にすることないでさァ、むしろ局長の近藤さんや副長の土方さんは多忙で他にも目をやらなきゃならない事が沢山ある中で1番姉御の事を常に気にかけないといけないのは俺なのに、女の姉御をこんな目に合わせてしまってすいやせん...」

『総悟...私の事女なんていうの珍しい...』

「いつもだってちゃんと女だと思ってやすよ、じゃぁ姉御の様子近藤さんたちに報告してきやす」

そう言って立ち上がろうとした総悟の腕を掴む。

『もうちょっとだけ...ここにいてくれないか?』

少し驚いた総悟だったが、もう一度座り直すと、私の手を握ってくれた。

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リンネくん - えっ!?イラストうますぎです…憧れる… (2019年8月3日 10時) (レス) id: 6abacdae2f (このIDを非表示/違反報告)
ねこっち - 絵上手すぎ!以外と主人公可愛い (2018年9月7日 19時) (レス) id: ebdb585775 (このIDを非表示/違反報告)
樗艪松 - 早くみたい!!!便新頑張って下さい!!!! (2018年7月12日 20時) (レス) id: 377d890a64 (このIDを非表示/違反報告)
夏猫 - 面白いです!こういう感じの小説好きです!更新頑張ってくださいね! (2018年7月8日 23時) (レス) id: a26082a895 (このIDを非表示/違反報告)
ドS - 面白いです。応援してます (2018年6月10日 18時) (レス) id: 6550c80750 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年5月23日 2時

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