第10話 ページ11
｢やっちまったなー、1階でパフェなんか食ってるんじゃなかったわー。｣
｢3人とも無事ですかね｣
万事屋の3人は1階のファミレスにいたため、騒動が起こった時も無事だったのだ。
そして入口から九兵衛さんと東城さんが出てくる。
｢あ、東城さんに九兵衛さん！Aさんは？！｣
新八くんが2人に駆け寄る。
｢すまない、Aはひとりで人質を請け負って、あの場に残ったんだ。助けようにもあの状況は悪過ぎた。しかしかならず助ける。新八くんたちも協力してくれ。｣
｢あたり前アル！｣
すると、パトカーの音と共に｢道をあけろー｣という、メガホン越しの声が聞こえてきた。
真選組がやっとこの騒ぎに駆けつけにきたのだ。
先に来て双眼鏡を覗いていた隊士に近藤さんが聞く。
｢敵の数は｣
｢恐らく20はいるでしょう。今丁度動きがあって、大勢いた人質が解放されて、人質はひとりになったらしいです。｣
｢なるほど｣
すると真選組の元に万事屋がやってくる。
｢ん？万事屋じゃねーか、こんな所でなにしてんだよ｣
近藤さんが聞く。
｢人質なんですけど...、実は土方さんの妹のAさんなんです...｣
｢は？！｣
近藤さんは驚きのあまり硬直する。
｢なにやってんだあのバカは...｣
兄貴はそう言いながらタバコを咥え、火をつけた。
｢悪いのは僕達なんです、依頼を手伝って貰っていたらこんな事に...｣
｢だから私たちが助けるアル！｣
｢助けるっつったって、どう助けんでィ｣
｢そのうちテロリスト達は真選組と交渉しだすだろ、その間に俺達がこっそりAを救出するってのはどうだ？｣
銀時が提案を出す。
すると、東城さんと九兵衛さんも話に入ってきた。
｢僕達にも手伝わせてくれ｣
そして、万事屋と柳生家の2人で真選組がテロリストの気を引いているあいだに私を救出しにくる作戦で決定したのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンネくん - えっ！？イラストうますぎです…憧れる… (2019年8月3日 10時) (
レス) id: 6abacdae2f (このIDを非表示/違反報告)
ねこっち - 絵上手すぎ！以外と主人公可愛い (2018年9月7日 19時) (レス) id: ebdb585775 (このIDを非表示/違反報告)
樗艪松 - 早くみたい！！！便新頑張って下さい！！！！ (2018年7月12日 20時) (レス) id: 377d890a64 (このIDを非表示/違反報告)
夏猫 - 面白いです！こういう感じの小説好きです！更新頑張ってくださいね！ (2018年7月8日 23時) (レス) id: a26082a895 (このIDを非表示/違反報告)
ドS - 面白いです。応援してます (2018年6月10日 18時) (レス) id: 6550c80750 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かしのしの | 作成日時：2018年5月23日 2時
