クロアゲハ (ページ8)

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8 M.Kside ページ8

俺たちはまず山科を発見した店員がいたレストランへ向かった

オシャレなレンガ建ての建物で、

店先には緑が溢れておりレトロな雰囲気のレストランだ

店の入口に近づくと

CLOSEの札がかけてあった

橙｢やっぱ、さすがにやってないよなあ｣

黒｢まあ、店の裏であんな事件が起きたら営業出来ないか、｣

ダメ元で外から店内を覗くと、人影が見えた

黒｢あの、すみません。少しお話伺えますか？｣

店｢あーはい、こちらへどうぞ、｣

橙｢ありがとうございます！｣

出てきたのはレストランの店主の林俊介(はやししゅんすけ)さん

そのまま店の中まで案内してくれた上に

料理までご馳走してくれるとの事

黒｢すみません。営業してないのに、｣

店｢ああ気にしないでください笑

作り続けないと腕が落ちるので、｣

橙｢てことは、休業中もずっとこちらに？｣

店｢はい笑家のキッチンでも出来るんですけど、

なんやかんやでここが1番落ち着いて料理できるんです笑｣

そう微笑みながらキッチンに立つ姿を見て

本当に料理が好きなんだなあと素人ながらに感じた

店｢お待たせしました｣

そう言われ出されたのは、なんとも美味しそうなグラタンだった

黒｢うわー！俺グラタン好きなんっすよ！｣

店｢はは！笑それは良かった！｣

本当に美味しい

めめと店主はそこから話が盛り上がってるようだ

ただ、そろそろ本題に入りたい、

橙｢あのー、そろそろ本題に入っていいですか、？｣

店｢ああすまないね笑どうぞどうぞ｣