森女子と梵天ズ【 1 】

◇ 王 様 ゲ ー ム #04 ページ33

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竜「 あ、兄貴。いいこと思いついた！！ 」

蘭「 なんだよ竜胆。
にぃちゃんのバロメは今ガク下がり……(コソコソ)

は？！ナイスじゃん！竜胆！ 」

鶴「 なんだよ、2人して 」

万「 早くしろよー 」

『 何かすごーく嫌な予感すんのあたしだけ？！ 』

竜「 よーく見て、王様いなくなっただろ？
ってことは命令に従う理由がなくなったってワケ。
んでもって
深ーいキスは、ジャンケンで決めたいと思いま〜す 」

蘭「 ヤローとキスしてもエグいだけだから
Aちゃんとジャンケンで勝った誰かが、
深ーいキスするってのはどう？」

『 あたしの意思は・・ 』蘭/竜胆「 拒否権なーし 」

万「 面白い、そうしよう 」『 は？万次郎？ 』

鶴「 ありだな 」『 えー！鶴ちゃん？ 』

九「 また、濃厚なの出来るな 」『 決まってないよ？まだ 』

三「 絶好のチャンスじゃねーか 」『 黙れよまじで 』



コイツらまじでめちゃくちゃやんか( º言º)
拒否権ないとか、強制やん え、通報していいっすか？


「「 最初はグー！ジャンケン、ポン！！ 」」








蘭「 パー 」

竜「 チョキ 」

万「 パー 」

九「 パー 」

鶴「 パー 」

三「 パー 」





竜「 うっしゃ！勝ち取り！！ 」

蘭「 囁きの次は……はぁぁ。竜胆良いとこ取りじゃん 」

万「 変われよ 」

九「 リベンジするはずがー！！！ 」

鶴「 …… 」

三「 クソが！灰谷ばっかかよ！クソ！ 」




『 あ、あたし用事思い出したから帰るわ、じゃ 』

竜「 だーめ。それはルール違反 」

『 お前らのしてることがルール違反だわ 』

竜「 ふっ、怒ったとこも可愛い// 」

『 言ったお前が何故照れる？ 』

竜「 目、瞑って 」『 NO 』

竜「 早く 」『 嫌だ。絶対瞑ってやんn……んっ 』

竜「 チュっ……ん……っっ 」

『 やぁ……っ、っん…… 』



はじめとの接吻同様
角度を変えながらあたしの唇にキスをする竜ちゃん

息が苦しくなるのが嫌で
一瞬だけ口を開けるとすかさず入ってくる舌ベラ



ク チ ュ ク チ ュ と音を立てながら
ひたすらに続く深ーいキス


『 おねが……いっ、もう……やだっっ…… 』

竜「 ダメ……まだ……んっ……足りねぇ……っ 」


タラ〜と口の横から垂れる唾液すら
ペロッと舐める竜ちゃん

は？何かえ、え、ろ、い！！！


ゴクッと息を飲む音が、周りから聞こえる



『 んっ…… 』

竜「 はぁ……っっ 」



いや、何かフワフワして変な感じになってきた




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