毒舌44% ページ47
「………はぁ?」
孤爪「中学の頃にクロが告白した相手に月詠が似てるんだよ、結構そっくり」
研磨さんがそう言って納得してたけど、私自身は全く納得できてなかった。いや、だってそれって私関係ないじゃん、私も態度悪かったけど!
私が心の中で叫んでいると、遠くに居たはずの黒尾がいつの間にか近くに居て、その顔には青筋が浮かんでいた。すると研磨さんが私の後ろに隠れた
あ、これは私を盾にされたやつだ
黒尾「研磨ァ…お前何話してんの?」
孤爪「………別に」
黒尾と研磨さんは私を物理的に間に挟んだまま言い合いをしている、黒尾の怒りの声と研磨さんの冷静な声に挟まれるのは中々辛い。私は助けの目を夜久さんに向けようとしたがその前に黒尾に話し掛けられた
黒尾「……月詠」
「何でしょうか」
黒尾「さっき研磨が言ったことは全て忘れろ、いいな?」
「いや、無理」
だって忘れられないでしょ?!私が黒尾の元好きな人に似ててそれで絡んでるって、私の態度のせいもあるけど!
私が無理だと言うと黒尾は眉間に皺を寄せてめちゃくちゃ嫌そうな顔していた、そこまで私にその理由を知られたくなかったのか深い溜息を吐いていた。その後すぐに夜久さんがヘルプしてくれた為、私はすぐにその場から走り去った
-----------------------
そして、自主練の時間。皆さん覚えてらっしゃるだろうか、私が菅原さんと約束をした事を。そうです、黒尾が居る第3体育館の練習を見なければいけないのです、チョコケーキの為なので私は第3体育館の扉を開ける。そこに居たのは前と同じメンバーで私は気付かれたくないのでこっそり上に行こうとした
しかし
木兎「あ!A!!」
「んんんん!!光ちゃん、今だけは呼ばないで欲しかった!」
月島「…もしかして菅原さんに頼まれた?」
「大正解!」
私は黒尾から凄い視線を感じるので私は目を合わせないように、端の方で座って皆のバレーをしてる姿を眺めてた。試合が始まると黒尾も私の事を気にしないで試合に集中していた、月島もブロックが良くなっててリエーフは相変わらずデカいし日向と光ちゃんはめちゃくちゃ動くし私は皆の姿をぼんやり眺めてた
その時
黒尾「…っ危ねぇ!!」
「え」
私に向かってめちゃくちゃ凄い勢いのボールが目前に迫っていた、奥にはボールを打ったであろう光ちゃんとブロックしたであろう黒尾の焦った顔が見えた
その瞬間、私の顔に痛みが走り私の意識は遠のいていった
459人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つみきだいふく。(プロフ) - びすさん» いやぁ…鰹節じゃないですか。あの髪型はwわあーい!!好きって言ってもらえてとても嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ (2018年8月4日 17時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
びす(プロフ) - 表記が鰹節になってる笑笑 作品凄く好きです ´°ω°` フォウ (2018年8月4日 17時) (レス) id: cb6d1b30b9 (このIDを非表示/違反報告)
つみきだいふく。(プロフ) - 蜜柑さん» そこは悩んだんですが、私の部活ではおはようございますだったのでそうしてしまいました…もし気になるようでしたら変えときます! (2018年7月15日 17時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - つみきさん、今更ですけど「毒舌14%」の挨拶放課後なので「こんにちは」ではないでしょうか? (2018年7月15日 16時) (レス) id: 97574853b7 (このIDを非表示/違反報告)
つみきだいふく。(プロフ) - ライチ*さん» うわああぁぁあぁああ!お褒めに預かり光栄です!!いやなんかもうこういう子もアリかなって…私の好みで書いてるので!応援されたらやるしかない!!有難うございます!頑張りますヾ(●´∇`●)ノ (2018年5月8日 23時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つみき | 作成日時:2018年1月4日 20時