オワタ。 ページ9
「お兄さんナニシテルの。」
ニコッと笑った顔はとてつもなく怖かった。
だって血だらけでたっているから。
引越しするのも当たり前だな。
及川はもう失神している。
岩泉も硬直。
花はもう死にそうな感じでうずくまって謝ってる。
金田一も失神している、
国見は塩キャラメル食べて……。
どっから持ってきた?!
「いや、なんか女の子がくれたんで。」
疑いもなく貰ったの?!
こいつは強者だな。
やばい、
「ねぇ、お姉ちゃんミナカッタ?」
お姉ちゃん?
誰。
「お、お、お、お姉ちゃんって誰ですすすか」
金田一!
勇気すごいな。
さすが“勇”太郎だ。
「A……ダヨ?」
あのさ、話の内容はね。
全然怖くないのね。
その容姿なんとかしよう。
血だらけ何とかしよう
「Aかぁ……俺らも見てねぇな」
岩泉は1ミリも怖がってない。
男前だな。
「そ、カ……」
なんでカタカナ。
恐怖感増します。はい。
「いやぁ風呂よかったわー」
全員がバッと振り返る。
誰?!
みたいなね。
まぁそれは
「んだよ。Aじゃねぇか」
「幽霊って風呂入れんのか?」
「湿気だけ浴びた。」
「水道代とガス代使うからヤメテ!」
おい、及川さっきのビビりはどこいった。
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作者名:穀海* | 作成日時:2016年12月30日 17時