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オワタ。 ページ14

「ルールは簡単。鍵を探すだけ!」

「はぁ?」

Aがパンッと手を叩く。

鍵を探すったってそんなもの、何も無いここで探せば簡単じゃ

いや、まて。

何も無いからこそわかりにくいかもしれない。

「じゃあヒントね!」

バサッ

紙が落ちてくる。

しかも床を埋め尽くすくらいの。

「うわっ!資源の無駄!」

「そのへんはふれないでよ、小見くん。」

そう言ってスゥっと消えてくA。

紙はバラバラとその辺に撒き散らされていた。

本当に資源の無駄だな。

「ちょっと……とりあえず紙を片付けよ……」

汗汗とする雀田さんは紙を集め始める。

すると山本がため息をつき

「こんなんじゃ見つけられねぇよなぁ!」

「だよなー!こんなに広いのに探せるわけねぇよ!」

田中がそれにノる。

二人共疲れきった様子だったが、

途端。

「田中、山本、…………頑張れ。」

「「はぅあ!!!」」

清水さんが超効く1発を。

澤村さんたちは笑ってる。苦笑いだが。

すると

「紙集めたんだけどさ」

分厚く重ねられた紙。

「どーしよー。ヒントがないよなー。このかみがひんとでしょ?」

「まぁ、しょうがないですよ。頑張りましょう。」

俺がそういうと、雀田さんは

「この紙さあげる!」

ボサッと俺の腕に置いて走っていく。

おいおい……。

「はぁ。」

俺はその紙をペラペラとめくる。

一つ気になることがある。

何故か。

一つ一つ紙の厚さが違う。

俺は紙の厚さを調べて種類わけ。

そしたら木兎さんが来て言った。

「何かよぉ!この紙!光の具合が違うよな!」

「……は?」

やっぱり木兎さんはわからないが。

光の具合?

あぁ、白さか。

そういえばこの壁紙も白さ加減が違うよなぁ。

ん?

壁紙の特徴。

タイル=A4くらいの大きさ。

その部分はだいたい凹んだりしている。

白いが白さがバラバラ

しかもその壁紙は一定の場所しかなってない。

紙の特徴。

A4。白さがバラバラ。

厚さが違う。

「赤葦?」

「木兎さん、俺わかりました。」

オワタ。→←オワタ。



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作者名:穀海* | 作成日時:2016年12月30日 17時

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