検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:25,065 hit

オワタ。 ページ2

「ここが家?」

「めっちゃでかくね?ていうかこの辺一軒家並んでるな」

大人になった俺らはまぁ仲がいいからなのかシェアハウスを始めた。

周りにも一軒家が並んでいる。

しかも色とりどりだ。

何かすごく目立つ赤い家とか、

何かすごく縁起悪そうな黒とオレンジの色とか

何かすごくスポーツ一家的な黒と白と黄色の家とか。

俺らの家は普通だ。水色だし。

「なんか隣の家暗いね……」

及川がそう言うと何かガチャガチャと音がして誰かが出てきた。

「「あ、」」

声が揃った及川とその男性。

まぁその男性の正体は

「及川さん」

影山で。

「チッ」

おい国見、舌打ちするな。

「なーんで飛雄ちゃんがいるのかなー?」

目が笑ってない及川と頭にハテナを浮かべた影山。

ていうか寒い。

家入りたい。

まぁ先に入るか。

「花、入ろうぜ」

「だなーあーさみぃ……クシュっ」

花のくしゃみ可愛い。

「俺の部屋こっちだべ?」

「じゃあ俺ここだな。早く決めといてよかったわ。」

「だな。」

そして俺は冷たいドアノブを回して、

部屋のドアを開けた。

「広……」

すごく広い部屋だ。

すごい安かったのに、こんな広いなんて。

とんだ黒字だ。

まぁこっちはお得だけどよ。

俺はもう部屋に置いてあったベッドに腰掛けると、



「あ、あの……。」

「ぎゃああああああああ!!」

「どうした松!」

オワタ。→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:穀海* | 作成日時:2016年12月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。