オワタ。 ページ2
「ここが家?」
「めっちゃでかくね?ていうかこの辺一軒家並んでるな」
大人になった俺らはまぁ仲がいいからなのかシェアハウスを始めた。
周りにも一軒家が並んでいる。
しかも色とりどりだ。
何かすごく目立つ赤い家とか、
何かすごく縁起悪そうな黒とオレンジの色とか
何かすごくスポーツ一家的な黒と白と黄色の家とか。
俺らの家は普通だ。水色だし。
「なんか隣の家暗いね……」
及川がそう言うと何かガチャガチャと音がして誰かが出てきた。
「「あ、」」
声が揃った及川とその男性。
まぁその男性の正体は
「及川さん」
影山で。
「チッ」
おい国見、舌打ちするな。
「なーんで飛雄ちゃんがいるのかなー?」
目が笑ってない及川と頭にハテナを浮かべた影山。
ていうか寒い。
家入りたい。
まぁ先に入るか。
「花、入ろうぜ」
「だなーあーさみぃ……クシュっ」
花のくしゃみ可愛い。
「俺の部屋こっちだべ?」
「じゃあ俺ここだな。早く決めといてよかったわ。」
「だな。」
そして俺は冷たいドアノブを回して、
部屋のドアを開けた。
「広……」
すごく広い部屋だ。
すごい安かったのに、こんな広いなんて。
とんだ黒字だ。
まぁこっちはお得だけどよ。
俺はもう部屋に置いてあったベッドに腰掛けると、
「あ、あの……。」
「ぎゃああああああああ!!」
「どうした松!」
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作者名:穀海* | 作成日時:2016年12月30日 17時