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JS SIDE
「 …なにこのメンバー」
「 お前もスンチョルに呼ばれたの」
「 いや、脅された 」
珍しく電話がきたと思えば、付き合えと言われて
嫌な予感がしたから即答で断ったのに
Aと逃げるなんてありそうな事言い出して
半ば脅されてここまで来てしまった。
…居酒屋苦手なんだけど
「 聞いてる?お前ら〜」
「 聞いてる聞いてる。てかスンチョル飲みすぎ」
「 や〜ユンジョンハン!!ホンジス!!!」
「 面倒くせえ」
完璧に出来上がったスンチョル
ジョンハンが相手をしてくれてるおかげで
俺は枝豆をゆっくり食べられてはいるけど、
「 ホンジス!!」
「 はあ…何?」
「 俺は!ただAが好きなだけらのに!!
なぜそれさえ許されないんだっ!!!」
そういった話題にはなるとは思っていたが
俺もジョンハンもただ聞くことしか出来ない。
「 あんな会社潰してやる!おお〜」
「 スンチョラ、お前もう飲むな」
「 飲むぞ!まだまだ飲む!!」
「 …ジス、今日だけ付き合ってやろ」
「 …うん 」
それから4時間くらい喋り続けて、まあ同じ話ばかりだけど
痛いほどこいつのAに対する思いが伝わった。
スッキリしたのか突然眠ったスンチョル
「 何も悪いことしてないのにな。
スンチョルがここまで辛い思いする意味がわからない」
「 本当にね、」
「 こいつの気が楽な時っていつなんだろ」
「 Aといる時じゃない?」
そう言うと、納得したような顔を見せる。
でも逆にAといると色々と考えてしまいそうだし
となると、一体いつなんだろうか。
寝ているスンチョルを前に2人で考える
いくら考えても答えが出てくるはずないけど。
「 あれAは〜?」
「 あ、起きた 」
「 スンチョラそろそろ帰るぞ。あとここにAはいない」
「 あれ〜なんだ夢か、ははっ」
ああ、一つだけ答え浮かんだかもしれない
夢の中だったら誰かに邪魔されることもないし
少しは気が楽になる瞬間なのかも。
勝手な想像だけど。
「 なんかな〜会いたくなっちゃった」
「 Aに?」
「 せ〜かい!!さすがAの親友!!」
「 会ってどうするの 」
「 ん〜何もしないかなぁ。ただ居てくれるだけでふふふっ」
Aもスンチョルも見ているこっちが辛い。
少しは笑顔にさせてあげてもいいだろうに
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米(プロフ) - アユさん» すぐに飛んできてくれてるんですか!? 有難い…夜中更新が多くて申し訳ないです涙 大量に書き溜め中なのでもう少しお待ちください♪ コメントありがとうございます! (2019年9月1日 11時) (レス) id: 32ad3104a8 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - いつも更新される度すぐに飛んできて読んでます!スンチが好きすぎる…更新頑張ってくださいね! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 9c8e9d59d3 (このIDを非表示/違反報告)
米(プロフ) - さささ。さん» ありがとうございます!!私もさささ。さんの作品読ませてもらってます!真似したくなるだなんて…光栄すぎます!!お互い頑張りましょう!! (2019年8月14日 9時) (レス) id: 32ad3104a8 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます(´˘`*) とっても素敵な作品で 表現の仕方やらなにやら真似したくなっちゃいます(´∇`) 切なすぎて時々泣きそうになります。頑張ってください!!! (2019年8月12日 16時) (レス) id: 1d0b48d693 (このIDを非表示/違反報告)
米(プロフ) - 摩耶さん» コメントありがとうございます!切なくしすぎて私自身も心が痛いです…笑 (2019年8月2日 0時) (レス) id: 4ef344cc0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:米 | 作成日時:2019年7月18日 19時