おまけすんちょる3

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あと何日韓国に居られるのだろうかと
四六時中考えるのもそろそろ辛くなってきた




カレンダーのバツ印もハンソルと会って以来書いてない







｢ 遅い｣


｢ たった5分じゃん｣








実は今日、私の誕生日だったりする。


この日は毎年、昼間はジスがお祝いしてくれて
夜はスニョン達がうるさく祝ってくれる。







｢ 俺もいるよー｣


｢ えっ｣


｢ ごめん勝手に着いてこられた｣






ひょこっと車の窓から顔を出したテヒョン

この子は気まずさというのはないのだろうか






｢ だってAの誕生日なんでしょ？！
本当は知ってたけど忘れてた！｣


｢ 忘れててよかったのに…｣


｢ 好きな子の誕生日祝うの当たり前だと思わない？｣




ほら、そういう事どうして普通に言えるの

私だけ変に気にして恥ずかしい








｢ A、今日は歩いて行こっか｣


｢ 酷い！！これジスの車だよ！｣


｢ 知ってるよ。お前が降りてくれないから｣


｢ 意地悪は嫌われろ！！｣






ここは幼稚園ですかと尋ねたくなる


嫌だ嫌だと足をバタバタさせるキムテヒョン。大学生
降りろとテヒョンを引っ張るホンジス。大学生



通行人が変な目で見てるよ







｢ 残念ながら、Aは意地悪な俺でも嫌わないよ｣


｢ いや！絶対嫌われた今｣


｢ 一人一人に説明しなきゃいけないみたいだね。
俺達はそんな簡単に切れる関係じゃないんだよ｣





ね、A？と頷けと言わんばかりの言い方

そうと言えばそうだけど、他にもっと言い方なかったのか







｢ ねえ、いつまで言い合いするの？｣


｢ テヒョンが降りるまで｣


｢ ジスが嫌われるまで｣






人の言い合いを長々と聞く趣味はないので
そろそろ怒鳴ろうかと思ったら、誰かの着信音

私のものではないのは確か。








｢ あっやべ｣


｢ どうしたの｣


｢ 会社戻って来いだって。嫌だなあ｣


｢ テヒョンには今度お祝いしてもらおうかな｣


｢ 2人だけで！？｣





お祝いしてもらおうかな、なんて厚かましい言い方
それでもテヒョンには通じてしまう。



約束！と懐かしい指切りげんまんをさせられ
会社へ戻って行ったテヒョン








｢ 騒がしかったね｣


｢ キムテヒョンは子供すぎる｣


｢ 言い合いの実力は同じくらいだよ｣









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