迫る再会 そして決断 物語は新章へ ページ30
『何故降格した。冷泉』
『さあ。何故だと思います?』
『ギノが憤怒していた。それに、お前の事が分からなくなったとも』
『はは、この先が怖いですね。辞めろって言われたらどうしようかな』
『冷泉。教えてくれないか』
お前の隠している秘密を、俺にも。
『───私は穢れている』
それでも貴方の隣に居る事を、許してくれるだろうか。
『俺は、冷泉を信じる』
『私も、狡噛さんを信じます』
俺は、美護を守り抜いてみせる。そして信じる。
私は、慎也さんを護り抜く。そして信じたい。
“その時”が来るまで、ずっと ───…
加速する物語。そして狂い始める、冷泉の歯車。
「画像ファイルのタイトルは───“槙島”だった」
「今の私達じゃ、いや
「ご存知、なんですか。彼の事を」
「そりゃあもう。殺してやりたいと思うぐらいに、ね」
遂に
「会いたかったよ、美護」
「白々しい」
「ネリネを贈っただろう。ちゃんと届いたかな」
「気持ち悪くて仕方なかったけどねえ」
ネリネの花言葉 ────── “また会う日を楽しみに”
「オマエはッ…オマエだけは絶対にッ……!私が殺す!この手で!必ずッ………!」
「期待しているよ。公安局執行官、冷泉美護。いや、違うか。君の本姓は、冷泉じゃないからね」
常守を襲った悲劇。
そして冷泉の口から告げられる、衝撃の事実。
「本当の私を知れば、きっと貴女は、私を仲間だなんて思いたくなくなるよ」
「私は、信じます。公安局刑事課一係の執行官である、“冷泉美護”を。私は───信じたい」
「俺は、お前を守り抜くと約束した。お前も、俺を護り抜くと約束した。覚悟はできている」
始まる、負の連鎖。
信ずるべきは、
公安局、槙島、冷泉。
対峙が今、始まる ──────…
─── この世界に正義なんて 存在しない ───
α00:自分自身を受け入れるとき→←27:素直と偏屈は紙一重
118人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
四葉(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます!私の確認不足でした、、ありがとうございます(;_;) (2022年9月22日 23時) (レス) id: 743a108979 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 唐之森じゃなくて、唐之杜です。確認してください。 (2022年9月22日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ウサギさん(プロフ) - 初コメです。いつも楽しく読ませてもらっています。続編感謝しかないです! (2022年2月20日 22時) (レス) id: daf1a85970 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます(;_;)そのお言葉、とても嬉しいです^ ^ これからもよろしくお願い致します(/ _ ; ) (2021年9月21日 22時) (レス) id: 743a108979 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - まじで更新ありがとうございます!!いつも楽しく読ませてもらってます( ; ; ) (2021年9月20日 21時) (レス) id: 0efd13f94b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:四葉 | 作成日時:2020年3月30日 23時