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浦島坂
「センラ!誕生日おめでとう!」
せ「ありがとう!ほんま、ありがとう!」
今日は土曜日。
センラの誕生日より2日ほど早いが誕生日会が行われた。
坂「センラ・・・冷たくしてごめんな?
これ、僕から!ちゃんと使ってや?」
坂田が手渡したのは、手紙とエプロン。
黄色のチェック柄でセンラによく似あうものだった。
せ「せんらこそ、冷たくしてしもうてごめん。
さかたん、ありがとう!大事にする!
これからも一緒に料理しような!」
浦「これは俺からな。センラ、おめでとう。
これからも頼りにしてるから。よろしくな。」
うらたが手渡したのは、手紙とネクタイとネクタイピン。
センラの良く着る紺のスーツに映えるクリーム色だった。
せ「うらたん、ありがとう。
これからもリーダーとしてセンラ達も
頼りにしとうよ。がんばろうな。」
志「センラさん。いつも、優しくしてくれて
俺の我儘について来てくれて
浦島坂田船で活動してくれてありがとう。」
志麻が手渡したのは、手紙とピアス。
それは志麻と、ペアリングだった。
せ「志麻君。しません、で活動してくれてありがとう。
いつも助かってるよ。ほんまにありがとうな。」
その日、4人で肩を重ねて取られた写真は
センラの部屋のコルクボードに貼られていた。
志「俺らの誕生日と言わず、来年もセンラさんの誕生日も
皆でこうやって祝えるとええな。」
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作者名:にょんこ0602 | 作成日時:2017年10月6日 19時