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教室に戻ってみると
周りからの視線は冷たかったが
特に気にはならなかった。
自分の席に着くと
私に気遣って、
涼音と愛華も来てくれたけど
とくに会話はせず
うつ伏せて、寝る姿勢に入る。
少し寝づらかったので
顔を横向きにすると
偶然にもアイツと目が合った。
口パクで
なんか言ってるようにも感じたが
急に眠気が襲ってきて
ちゃんと聞くことはできなかった。
それから
目が覚めたら辺りは暗く
時刻は深夜の一時を過ぎたあたり。
どんだけ寝てるんだよ自分
と、思わずツッコミを入れたくなるが
いつもの所に向かわないとな。
教室を見る限り
みんな起きてる気配はなさそうだ
こんな所でバレたら
これまでの計画が台無しになる
だからこそ慎重に
わたしは、そう心掛けて
教室を出た
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作者名:まいにちねむい | 作成日時:2019年2月21日 14時