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新婚さんみたい、なんて言葉を真に受けた俺はしどろもどろに返事をする。
｢お、おん、せやな｣
待ってくれなんで否定しなかったんや俺。
またひじりはしたやったり顔でこちらを見上げている。
いつの間にか開いてしまった体格の差。
思考をじんわりと生ぬるい空気と体温とに蝕まれいく。
好きや、ひじり。
そんな言葉を押し込んで、さらりと高く括られたひじりの髪を梳く。
彼女のほんのりと赤づいたその顔は、
動揺なのか、期待なのか───────
急に近づいてきた顔。
こじんまりとしたキッチンに、小さなリップ音が響いた。
普段ならこんなこと突っぱねるが、背伸びをするその姿すら愛おしくて、ひしとその身体を抱き支えた。
俺らはまだ、幼馴染みだ。
うるさい心臓に言い聞かせて一瞬の幸せを噛み締めた。
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白桃。(プロフ) - パソコンの精さん» 告白ありがとうございます惚れました！(？)諸事情によって更新できていませんでしたが、本日から再開するのでまたいつか思い出していただけたらうれしいです、！！ (2021年5月30日 12時) (
レス) id: 9904d321f7 (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - あー好き 大好き(突然の告白) 更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃。 | 作成日時：2020年8月22日 12時
