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数年ぶりにひじりと再会した。
休みが被るのも初めてのことで、母からそれを聞いた時は思わず立ち上がってしまったくらいだ。
ひじりから奪ったボストンバッグを抱えて、勝手に彼女の部屋に入る。
ひじりが上京してからもおばさん達が掃除していたのか、当時のまま、部屋は綺麗に保たれていた。
学生時代よく勉強会をしたものだ。
変わらないこの部屋を見て色々な記憶がよみがえった。
あれほど再会を望んでいたのに、いざ会ってみるとどうしたらいいのか分からない。
これを機にいっその事告白してしまうか？
いやいやそんなこと出来たらこんなに拗らせていない。
でもこのままの関係値でいていいのか、と問われて首を縦に振れるわけでもない。
なんや俺こんなにめんどくさかったか？
ぼんやりと荷物をおろしている間にひじりも2階に上がってきた。
『トントーンありがとーお』
｢…ん、おん、よおこんな重い荷物持ってきたな。｣
『へへへ、気合いよ気合い』
そこでやっとひじりのことをしっかりと見た。
さっきは緊張してまともに顔見れんかったからな。
ひじりは相変わらず綺麗なままだった。
髪は艶やかなままでぽてっとした唇には薄くリップが塗られている。そしてあたたかい雰囲気でつつまれている。
だなんて小説みたいな表現をしてみたが、要するに俺の好きになったひじりのまんまだった。
そして、さっきまでごちゃごちゃと考えていたことは吹き飛ぶ。
ひじりをまじまじと見た瞬間、こう思った。
やっぱり、俺はこの人と結ばれたい。
続く (更新停止中)
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白桃。(プロフ) - パソコンの精さん» 告白ありがとうございます惚れました！(？)諸事情によって更新できていませんでしたが、本日から再開するのでまたいつか思い出していただけたらうれしいです、！！ (2021年5月30日 12時) (
レス) id: 9904d321f7 (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - あー好き 大好き(突然の告白) 更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃。 | 作成日時：2020年8月22日 12時
