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喋りにしゃべってカラカラになった喉を水で潤す。
事前に通話に入っていたおかげでメンバーとも程よく打ち解けて、妙な距離感もなく撮影は終わった。
撮影前の絶妙なトントンとの会話も、その後すぐに空気を塗り替えるように話題が変わって、わだかまりが残らないようにされた。さすトン。
まるで用意されてたような話題の変わりようやったけど。
｢いや〜ほんま今日はありがとうございました！｣
｢活動名さん大活躍やったなあ！！！｣
｢そういや大先生活動名さんのファンやったよな？｣
｢えっ、そうやけど…内心どっきどきしてたわ、｣
上からコネさん、ロボロ、ゾム、大先生。
トントンは席を外している。
『こちらこそありがとうございました！え、鬱先生そうなんですか？』
｢そうなんですよ｣
｢ほんなら折角やしお話してもろたら？｣
『自分はぜひお話したいです』
｢えっ、もちろんですぅ…｣
わちゃわちゃとした空気の中判明したことにやや度肝を抜かれた。
まさか昔の友達が動画を観てくれてたとは。
｢えーっと、活動名さんって関西出身やけど東京にいらっしゃるんでしたっけ？｣
『東京にいてますねぇ。あ、でもこの連休中帰りますよ。』
｢ほんまですか？！うわぁ、お会いしてみたいわ、｣
｢滲み出るイケメン感な。｣
『いやいや、』
｢せやそれやったら、活動名さん都合が合えば飯行きません？｣
コネさんの声。
その唐突さはグルさんといい勝負だ。
食事に行く、とどのつまりそれは顔を合わせると言うことになる訳だが…。
トントンにはかなり核心に迫られてしまったし、どうせあと半年もすれば新年の挨拶とやらで再会しなくてはいけないのだ。
え、もう会えば良くない？
人狼に頭を使い過ぎてゆるゆるになった脳がそんな事を提案してきた。
『それじゃあ行きましょうか、でもイメージと違っても嫌いにならないでくださいね？』
笑いながらそう肯定すれば、この数時間もやもやと心に蔓延っていたものが吹き飛んだ気がした。
私あなたたちのよく知る人間だし、イケメン感溢れてるわけないけれど。
｢えっ！ほんまですか！｣
｢よかったな大先生！｣
｢おん、シッマナイスや！｣
また、あの楽しい集団に混ざりたいと思ってしまった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
｢戻りましたー｣
『おかえりなさいー』
｢おうトントン、今活動名さんと飯行く約束しててん！｣
｢大先生とサシでか？｣
｢そんなわけ、ここにいる奴らでや！｣
｢まじですか、｣
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白桃。(プロフ) - パソコンの精さん» 告白ありがとうございます惚れました！(？)諸事情によって更新できていませんでしたが、本日から再開するのでまたいつか思い出していただけたらうれしいです、！！ (2021年5月30日 12時) (
レス) id: 9904d321f7 (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - あー好き 大好き(突然の告白) 更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃。 | 作成日時：2020年8月22日 12時
