京都姉妹校交流会ー団体戦ー3 ページ35
夜蛾学長がルール説明をしてくれた
“チキチキ呪霊討伐猛レース"
と言う団体戦競技をするらしい
説明中夜蛾学長は
ずっと五条先生を絞めていた
それを歌姫先生はクスクス笑いながら見ていたが
楽巖寺学長は何かを考えているような顔をしていた
✾東京校サイド ミーティング
虎「あの〜これは…
見方によっては…
とてもハードないじめなのでは…」
虎杖は野薔薇に言われて
リアル遺影になっている
野「うるせぇしばらくそうしてろ」
『後で五条先生にもしてもらう』
パ「まぁまぁ事情は説明されたろ
許してやれって」
虎「パンダが喋った‼」
狗「しゃけしゃけ」
虎「なんて？」
恵「狗巻先輩は呪言師だ
言霊の増幅・強制の術式だからな
安全を考慮して語彙を絞ってんだよ」
虎「死ねっつったら相手死ぬって事？最強じゃん」
そう言って虎杖は狗巻先輩を見る
狗巻先輩も虎杖を見る
パ「そんな便利なもんじゃないさ
実力差でケースバイケースだけどな
強い言葉を使えばデカい反動が来るし
最悪自分に返ってくる
語彙絞るのは棘自身を
守るためのものでもあんのさ」
虎「ふーん。
で、先輩は何で喋れんの？
新種のパンダとか？」
あっちで話してる事を
聞いていた野薔薇が口を開く
野「人の術式をペラペラと…」
真「いいんだよ棘のは
そういう次元じゃねーから
んなことより悠仁」
そう言いながら虎杖に手を出す真希先輩
虎「ん？」
真「トザマ返せよ。悟に借りたろ？」
虎「五条先生ガ…持ッテルヨ…」
顔を真っ青にしながらそう言った
恵「…」
私 (借りパクして壊した事黙ってんだ。)
真「チッあの馬鹿目隠し」
五条先生はくしゃみをしてお茶を吹く
真「で、どうするよ団体戦形式は予想通りとして
メンバーが増えちまった作戦変更か？
時間ねぇぞ」
狗「おかか」
パ「そりゃ悠仁次第だろ。何ができるんだ？」
野「A、パンダ先輩をツンツンしない」
『今日もモフモフ』
そう言いながらツンツンしている
恵「パンダ先輩も受け入れてるのか動じないな」
このやり取りを気にする事なく話は進む
虎「殴る、蹴る」
パ「そういうの間に合ってんだよなぁ…」
虎「えぇ…」
悲しい顔をしてパンダ先輩を見る
そこへ伏黒はすかさず付け足す
恵「ソイツが死んでる間何してたかは知りませんが
東京校・京都校全員呪力なしで戦い合ったら
虎杖が勝ちます」
2年は全員は
「おぉ〜」
と驚いた顔をした
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年1月3日 3時
