特訓開始3 ページ20
地下通路の扉を開けると
見覚えのある後ろ姿
映画…見てる…？
少しずつ近く
『…ゆうくん…？』
虎「え！！！A！！なんでお前ここに！？」
『まって、それこっちのセリフなんだけど！』
虎「ハハッ！よぉ！戻ってきたぞ！」
『…ハハ、もう…おかえり！』
虎「おう！ただいま！」
そういうと意識が遠のいていく
虎「A⁉」
【契闊】
虎杖も意識を無くす
天狐「お前…我の言ったことしっかり守ったのね
褒美をあげるわ」
宿儺「…褒美？」
天狐「主が喜ぶことじゃ
お気に入りの伏黒恵は
お前のおかげで掴むことができた様子よ
会える時を楽しみにしているといいわ」
宿儺「ほう…ヒヒヒヒヒ…情報感謝する」
天狐「勘違いするな。立場は弁えろ。」
宿儺「…わかりましたよ。とりあえず俺は時間だ」
そう言って虎杖にもどる
虎「っは！なにが…
ってA！大丈夫か？」
するとサクラも戻り虎の姿になって
Aを連れて行った
虎「サクラ…なんだったんだ…」
とりあえずまた映画を見始める
その間は呪骸は…ずっと寝ていた
その後五条先生と課外授業に向かった
課外授業が終わると
五「とりあえず僕まだ用済んでないからいくね」
そう言いながら呪骸の威力を上げる
虎「あのさ、俺さっきAにあったんだ」
五「…はい？」
虎「よくわかんねーんだけど
ちゃんと会話したし触った…」
五「…それで？」
虎「Aの意識がなくなって…
俺も…んで俺が気づいたら
サクラがAを連れて帰った」
五「ほぉ…バレちったじゃーん！
サプライズできないじゃん！」
今の話であらかた察しがついた
宿儺と天狐の中で何かある
虎「まぁアイツ喜んでたしいいや！」
五「そっ！じゃあ僕はいくね！」
✾翌朝
私は五条先生に一緒に来る様に言われた
五「やぁAちゃん！」
『五条先生！おはようございます！』
五「ところで…なんかあった？」
『なんか…なんか？』
五「んーじゃあ昨日何してた？」
『昨日？
先輩達と交流会出るから特訓するってなって
私は見学していて
はっ！夜、1人で特訓しようとしたら
1人じゃ私がやりたい事ができない事に
気がつきました！』
五「うんうん、それから？」
『それから…
あの、信じてもらえないと思うんですが
ゆうくんに会いました！
っというかそんな夢を見ました
多分私結構病んでんだと思います』
五「そう、夢ね！夢か！」
そう言って笑い出す
『やっぱ私変ですよね』
五「んーや？」
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作者名：利翔南 | 作成日時：2021年1月3日 3時
