元・手下との戦い ページ12
そういい、アカアシは私を押し倒した。
自分が歩いていた場所には矢が刺さっていた。
「追手か…。」
「A様はここにいてください。俺は夜目が利くんで夜間戦闘も大丈夫です。」
アカアシはそう言うと私を置いて矢を放ったであろう方向へ木を蹴り、跳びながら向かっていった。
私は身を潜めた。
森と闇と夜に紛れ、相手の位置を探った。
そして、ザザっと左の茂みが揺れた。
動物じゃないッ…!!
私は後方にジャンプしながら、得意の冷気魔法を唱えた。
「ヒャダルコ!!」
少し大きい氷の刃が揺れた茂みを襲った。
しかし、相手の影がそれを避けた。
「逃したか…。しかし、私の魔法を右に跳んで躱す者…。手下で言えば…」
私は氷で剣を作り出すと、身を翻し、イキナリの相手の短槍の攻撃を受け流し、そのまま剣で相手の左肩を貫いた。
「お前か……」
目の前の人物は右手で血に濡れた肩を抑え、大きく息をしていた。
「クニミ……。」
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クロト@関(プロフ) - とても素晴らしい作品です!とっても面白いです!更新応援してます!これからどうなるた楽しみにまってます!頑張って下さい! (2014年11月17日 19時) (レス) id: 0dd27e88b2 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますヽ(´▽`)/ (2014年11月17日 18時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - もう毎日更新されるのが楽しみです!!! (2014年11月16日 19時) (レス) id: bfbd51f8b6 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - 桜音さん» コメントありがとうございます!!まだまだこれからですよッ! (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
衣咲(プロフ) - Yさん» コメントありがとうございます!!続編行きますので、これからもよろしくお願いします♪ (2014年11月15日 17時) (レス) id: d660821c40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:衣咲 | 作成日時:2014年11月7日 19時