夢みたいな現実。２８ ページ28
「主君〜！」(小声)
「お！ 前田来たね。 ところでどうして小声？」
「い、いえ！ 特に理由はありません」
主君のお部屋に着き、少し周りを気にしていたのですが……大丈夫だったようですね。
「………」
「………」
な、何でしょうか、この沈黙は……
主君のお話はそんなにも大切なものなのでしょうか…？
「「あの！」」
「あっごめん！ …どうぞ」
「いえ！ 主君こそ…」
「……じゃあ。
前田に聞きたいことがあるの。 大広間で見習いさんの話をしていた時、皆が歓迎会を反対していた中で、どうして納得のいかなそうな顔をしていたの？」
「……それは＿＿＿＿＿」
あの時、鶴丸さんから突然 「皆、今すぐに大広間に集まってくれ」 と言われ、一度は全員集まったのですが……僕は忘れ物していることに気づき、部屋に戻ったんです。
それを探している途中、誰かが早足でこちらに近づいてくる音がしたんです。
……僕は主君かと思い、話し掛けようとしました。
「え…私？」
はい。 その方が持っていた霊力が、主君の霊力に酷似していたのです。
ですが、その方が呟いた一言により、主君でないことが分かりました。
主君より少し幼く、高い声。
それと共に聞こえてきた言葉は＿＿＿
＿＿あぁー、悪い夢にならなければなぁ。願わくば、みんなと仲良くしたり。…なぁんてね＿＿
…僕は、その悲しみを押さえつけるような声を聞いて、あの方は悪い方ではないと確信しました。
主君は、どう思っていらっしゃいますか…？
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なのは(プロフ) - 甘gumさん» こ、こんな不定期なものでも待っていてくださるなんて…感動です！！謎の視線については後々…ということで、また頑張っていきます！ありがとうございます(*^^*) (2019年11月26日 9時) (
レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
甘gum(プロフ) - 更新待ってました！ありがとうございます！主人公を見る謎の視線が何なのか気になりますね…更新お疲れ様です！ (2019年11月26日 0時) (レス) id: ac11c5bffc (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 雪さん» うわぁぁ！！涙が止まらないなんて.......ありがとうございます！！これからも長く続けられるよう、推進して参ります！ (2019年7月2日 6時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 一気読みさせてもらいました！涙が止まりません(笑)続き楽しみにしてますっ！ (2019年7月1日 20時) (レス) id: 83eed38689 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 狐火さん» 遅れてすみません！一目惚れして頂いて感謝です！まだまだ長くなるかも知れませんが、今後ともこの小説をよろしくお願いします！ (2019年2月25日 19時) (レス) id: 0e7eece4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋月なのは | 作成日時：2017年8月15日 15時
