青柳梨璃愛と後輩達

Re:flyと梨璃愛 ページ14

帝と話をし、re:flyがいる教室に着くとメンバーが梨璃愛を迎えてくれた。教室の中に入ると志朗が嬉しそうに目を輝かしていた。
志朗
「梨璃愛さんがマジで来ると思わなかったですよー」
梨璃愛
「ついこないだ一緒に仕事したもんね。」
宙
「はい、その時何も言ってなかったのでびっくりしました。」
梨璃愛
「ごめんね。冴が驚かせるから喋んなよって言ってたからさ。」
その話をすると全員はあの先生なら有り得るなと納得していて。
志朗
「そういえば、めっちゃゲーム話題になりましたよね、梨璃愛さんがヒロイン役でその弟のみかさんが攻略対象ってことで」
梨璃愛
「あー、確かに事務所も大騒ぎだったわ。反響があって、電話がきたり、みかちゃんのファンレターが届いたり、」
しみじみと当時のことを思い出しながら語り出していて。
志朗
「え、そうだったんですか。」
帝
「姉さんからファンレターを貰うという光景があったんだよなあ」
宙
「凄いですね、確か、結構売れたって聞きましたよ。」
梨璃愛
「見たいだね、友達に連絡来て、びっくりしたもの。みんなの演技も評判よかったし」
立夏
「梨璃愛さんにそう言ってもらえると嬉しいですね。」
梨璃愛
「評価するけど、まだ上には上がいるからね。それで、私を呼んだのはその話をするためかしら？」
帝
「明日からイベントがあるだろう。それで姉さんはラジオのゲストとして出ると聞いたんだが」
志朗
「あ、みかさんがやるやつッスね」
梨璃愛
「確かに出るわね、あとインプロに参加するわ」
宙
「え、そうなんですか」
コスモ
「貴女が出るなんて珍しいですね、もしかして荒木先生が言ったんですか？」
梨璃愛
「いや、私が言ったよ、せっかくだから参加させてほしいってね。」
志朗
「てことはまた一緒にできるんすね」
梨璃愛
「ええ、よろしくね。志朗。」
志朗がその話を聞くとまた嬉しそうに笑顔を浮かべ、梨璃愛によろしくお願いいたしますとお辞儀をした。
梨璃愛はその様子にくすりと笑い、志朗の頭をよしよしと撫でた。志朗はますます嬉しそうにしていた。
帝
「まさか姉さんは年下好きなのか？」
梨璃愛
「素直で可愛いなぁって思ってね、みかちゃんは素直じゃないし」
立夏
「確かに」
コスモ
「そうですね」
帝
「俺は素直じゃないか」
梨璃愛
「そうかしら。」
志朗
「でもそれがみかさんのいいとこだと思いますよ」
梨璃愛
「そうね」
話をし、盛り上がった。そのあと、解散し、帝、コスモとともに職員室に向かった。

冴とコスモと梨璃愛→←姉弟の話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す