レビュー星5らしい…? ページ13
Aside
そういったふうに私がどよんとした空気を纏っていると、
加「そうですねぇ…ユニットを組む以上、流石に接触は防ぎようがありませんし。どうしましょうね?」
そう。本当にそうなのだ。ユニットとして成立した以上、接触は免れない。むしろそういうのが 需要 といったところか。あ、でも私リスナーまだ0人だ。まだ間に合うか?答えはNOです。もう黙っとけ。馬鹿が露呈するからよぉ!
剣「じゃあ、僕たちに接触していって慣れてもらえば?それが1番良い対症療法だと思うんだけど」
ッッアーーーーーーーーーーッッッまさかの本当に死刑宣告されてしまった。タヒぬとかコロ.すとか簡単に言っている自覚があるそこの君、君には分かるかね、この私の悲痛の叫びが。タヒぬということはこういうことだ。なんて恐ろしいこと!!
というか、完璧に病気と認定されましたね。対症療法て。ゴリ押しすぎませんか?カウンセリング通してもくれないんですか。まぁ当たり前でした。末期なので。
甲「そうですねぇ、やっぱりそうなりますか…」
『え、ぅあ、で、でも私…』
この期に及んで口がまだ回ります。いや回ってないけど。見苦しいだけの言い訳さえ言えない。本当に醜い生き物。ゴキブリにも謝りたい。
すると、不破さんがすっと屈んで、目を合わせてくる。急に現れた神の造形美にびっくりしていると、
不「でもなぁ、俺、Aくんともっと仲良くなりたいんやけど…」
そう言って、ダメ?とでも言うようにこて、と首を傾げられる。
そんなの、そんなの…
『ずるいです…ウェルカムすぎて心の扉閂ごと吹っ飛びました…』
惨敗。勝機なんて無かった。恥ずかしすぎて、赤くなった顔を見られたくなくて顔を覆い下を向いた。
なんでこんなに優しいんだ。あんなに変なことして、失礼なことして、気持ち悪いことも言って。それなのに、何度も何度も手を差し伸べてくれた。聖人君子なのかこの方々は。
そうしながらあ〜、とかう〜、とか母音を漏らしていると、
不「んは、やっぱり、Aくんは可愛い担当よな?」
なんて言葉が頭上で聞こえてきた。
だから、私なんて…と言おうと顔をあげると、
加「小動物みたいですよね。保護猫に警戒されまくってる、みたいな…」
甲「守ってあげたくなっちゃうやつですよね〜!なんでしたっけ、ちいかわとかと一緒ですよねぇ」
剣「ガチで困惑してるから素なんだろうなって思えるよね。いやはや珍しいですねぇ…」
……え、誰?ぶりっ子の話?
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名無し - とたとたさん» コメント失礼します。説明文と設定タグ部分をご本人様の名前含め、検索除けのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので早急の対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年10月9日 2時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
▽▲ - ほんっと好きです🥲✨推しと触れ合ってる感覚になれる、、、たすかります、、、すきです、、、 (2022年9月29日 21時) (レス) @page14 id: c8e1cacc72 (このIDを非表示/違反報告)
尹(プロフ) - 小説の説明のところのご本人様のお名前伏字にしてほしいです🥲 (2022年9月29日 0時) (レス) id: 8f05e73198 (このIDを非表示/違反報告)
とたとた(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます!!題名に追加させて頂きましたがどうでしょうか?🤔ご指摘ありがとうございます〜なにか気になる点があればまたお願い致します! (2022年9月27日 19時) (レス) id: 829bcbd244 (このIDを非表示/違反報告)
とたとた(プロフ) - 春宮さん» コメントありがとうございます!!!とても励みになります〜ありがとうございます!!😭🙏✨ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 829bcbd244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏呼 | 作成日時:2022年9月25日 23時