157_OUR HOME ep.5[all] ページ28
第九章から続くシリーズです
前話はこちら⇒145話OURHOMEep.4
▶︎食べるということ
allと言いつつゲーム上手い組がmainです🌟
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桃side
「 ……静かだ 」
いつも賑やかで活気溢れる家
一人で夕飯を食べることなんてほぼ無いが、そんな日が2日も続くとこうも独り言が出てしまうものらしい
双子が修学旅行へと旅立ち2日目
次男は何やら恋愛に勤しみだしたのか、大学生を謳歌しているのか今日も昨日も夕飯になっても帰ってこない
夕飯がいるのかいらないのかも分からないからとりあえず作って、ラップをして。LINEをしたものの返信が無い
.
「 ただいま〜、 」
「 、朝帰りするなら報告すべきじゃないか? 」
「 あれ?朝言ってなかったっけ? 」
「 言ってねーよ 」
お酒の香りに包まれて帰ってきた次男
時刻は朝の6時半
「 …飲みに行くのもオールすんのも止めないけど、ちゃんと事前に言えよ 」
「 ごめんごめんw 」
連絡は全く取れないし、こいつが家の鍵を忘れていった際で鍵を閉めることも出来ず。何度かもう寝ようかと思ったが、心配が勝り結局一睡もせずに朝を迎えた俺の身になれ…とまでは口煩く言わない
だけど、こちらの心配なんて気づく素振りも見せずヘラヘラしているころんに苛立ちを感じていた
「 …朝ごはんは 」
「 要らない。寝るね僕 」
「 昨日の夕飯残ってるんだけど 」
「 いらないって、!何イライラしてんの? 」
ウザったそうに吐かれたその言葉に、堪忍袋の緒が切れた
「 ………は?、ッチ。お前どんだけ心配したと思ってんだよ 」
「 連絡入れ忘れたのは悪いと思ってるよ。けど僕もうハタチ超えてるし、いいでしょ別に。もう子供じゃない 」
「 、子供とか子供じゃないとか関係ないから 」
「 はぁ?何それわかんないし。兄ちゃんは兄ちゃんであって僕の親じゃないでしょ!?ほっといてよ 」
4人で住むと決意して、親代わりとして保護者として、色々なものを犠牲にして必死に生きてきた
ころんの今の言葉でなんかの糸が切れてしまったように感じた
「 、あっそう…。じゃあもう勝手にして 」
席から立ち上がり、ころんの横をすり抜け独り部屋へと戻った
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らふのすけ(プロフ) - たきこみごはんさん» リクエストありがとうございました🙌🏻今後ともよろしくお願いします🕊 (5月2日 19時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - ぽさん» リクエストありがとうございます( ᵕᴗᵕ )多少お待たせしてしまうかと思いますが、気長にお待ちいただければと思います🙇♀️🙏 (5月2日 19時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
たきこみごはん(プロフ) - リクエストありがとうございます!。最高でした!らふのすけ様のお話大好きです! (4月30日 11時) (レス) @page47 id: 02876b26ba (このIDを非表示/違反報告)
ぽ(プロフ) - いつも小説を楽しく拝見しています!リクエストをさせて頂きたいです、黄くんのだいぶ長引いている夏風邪を全メンバーで看病して頂きたいです!その他細かい設定はお任せさせて頂きたいです。お願いします! (4月29日 23時) (レス) id: 46eeb8c8aa (このIDを非表示/違反報告)
たきこみごはん(プロフ) - アンケートやっておきました (4月16日 7時) (レス) @page35 id: 02876b26ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らふのすけ | 作成日時:2024年3月10日 2時