Symphony8【病系】【短編集】

101_AS ONE【黄×水】* ページ20

大変お待たせ致しました…！リクエストありがとうございます( ..)"
▶︎胃腸炎
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水side










「 いやぁ…辛かったわw 」


なんて小言のように言うさとみくんは自分の家かってくらい僕の家で寛いでる

冷蔵庫を開けて水を出し、自分と莉犬くんの分まで注いで机に置いた





「 おれも。まぁもう元気だけど 」

「 、そう、よかったよ 」

「 ころんはまだ元気ねーじゃん 」

「 僕は…、まぁもう吐き気とかは無いからマシ 」


僕達は数日前から胃腸炎にかかっていて、さとみくんと莉犬くんはもう完全に治ったみたい

僕はまだ病み上がりぐらいの感じで、正直そこまで元気は無い




「 けど助かったよほんとに。脱水症状で結構やばいタイミングにちょうどるぅとくん来てくれてさ 」

「 おれも色々買ってきてもらったわ 」

「 俺も。そのるぅとくんは体調大丈夫なのかな？ 」

「 今おつかれで寝てるけどw 」


僕らの看病を必死に行ってくれてたるぅとくんは、ようやく肩の荷が降りたのかすやすやとソファーの上で眠っている

色々気遣って助けてくれたから、ゆっくり休んで。と彼の寝顔を見ながら願った





＿






るぅとくんの様子をちらちらとみんな確認はしながら、3人でだべってると突然るぅとくんがムクっと起き上がった




「 ぉ、おはようるぅとくん 」

「 …… 」



「 るぅとくん？ 」


何も返事をしてくれないるぅとくんを不思議に思い顔を見る

真っ青な顔がこちらを向いたと思えば彼は口元を抑えて立ち上がった




「 っ、と、トイレ、借ります、…！ 」


バタバタと慌ただしくトイレに向かっていった彼

何が起こったのかすぐに理解した3人はあえてトイレには向かわなかった








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